人と人との繋がりの中で生かされて今があります。歳を重ねれば重ねるほど、思いが深くなっていく一期一会･･･。ほんとうに不思議だけれどあの一瞬の出会いがなければ･･･ と思うことが多々あります。出会いと経験の中で、日々人間勉強にもなり、「こんな考え方もあるんだ･･ こんな風に感じる方もいるんだなぁ･･」といろんな方向性を見つけながら過ごすようになりました。いろんな人がいていろんな考え方があるから面白い世界。でも一方的な感情だけではうまく回らなくて、相手を受け入れる、許す広い心をほんの少しでも持ち合わせていると、けんかや争いが違う方向へ向いて、何か新しい風を感じることができるんじゃないかなと思っています。

作文

部屋を整理していると、私が書いた昔の作文が大量に出てきました。当時から書くのは嫌いではなかったようです･･･。こんなものまで置いてくれてる･･･。読み返していると、自分の素直な気持ちや考えが書いてあってなかなか掃除が進みません･･･。習い事もせず、遊んでばかりの小学生だったけど、見たり聞いたり、経験する中で、視野を広げていたのかなぁ･･･。思った以上に感覚を養っていたのかも(笑) これは小学5年生の時の作文です♪

小学5年生の時の作文

大切な心

電車に乗った時のことです。みかけのよくない服を着たおじさんをじろじろ見て、三両目から二両目に変わった女の人がいました。そのおじさんの横には、おぼうさんのような着物を着た優しいおじいさんがすわりました。私はなんだかホッとしたような気持ちでうれしくなりました。その人の横には、だれもすわらないのかと思ったからです。私とお母さんは前にすわっていました。両を変えたおばさんにそのおじさんは特急の乗り換えのことをたずねていたようです。それに返事もせずに行ってしまって私はあんな人がたくさんいるのはたまりません! 同じことをおぼうさんにもたずねていました。おぼうさんはえらい人に話しかけるように、まるでそのおじさんのみすぼらしい服そうも気にせず、やさしくていねいに答えてあげていました。みんながそんな人だったら、とても明るく楽しく過ごせていいのになぁと思いました。もし私達に同じことをたずねられたらどう話してあげたかなぁと考えてみました。きっとおぼうさんのようにしていたと思います。お母さんも同じ考えだと思います。

私達の近所でもそんなことがありました。みなりがよくないからと言って、その人をばかにしたり、人から聞いたうわさだけで次から次へとその人の悪口を伝えていくのは、いけないと思います。大人は人のうわさをすぐに信じてしまうのはゆるせません。住んでいるところや、みなりによってその人のことをかってに悪く決めつけるのはまちがいです。どんな人でもいいところをさがせば次から次へと出てくるはずです。私は大人の人が人の悪口を言っていると、いらいらしていやになります。そして言われている人より、言っている人の方が、心がせまくなっているようです。心の広い明るい町づくりをするために一人一人がしっかりとした考え方ももって人の心を大切に差別をしないで、困った人がいたら相談にのってあげて、みんなで助け合えば、うまく解決できると思います。

私達の近所にいたその人は、少し差別をされていたけれど、お引っこしをしてしまいました。お母さんや私は、その人のことが気になっていたけれど、今住んでいるところのアパートの人達の助けをかりて、だんだんよくなっているのです。

回りの人達の思いやりや、あたたかい気もちでその人もきちんとするようになってきたようです。すごくかわってきたので私はびっくりしたし、うれしい気持ちになりました。だからどんな人でもなかよく差別せずに、助け合って、明るい気持ちで進みましょう！

つながる心

当時の原文のまま、漢字も変換せずそのままにしたので読みにくいところがあったかと思いますがご愛敬で･･･(笑) 人を思いやる心、ちょっとした心配り、勇気を出して手を差し伸べる優しさ･･･。掃除をしながら昔の作文から、得るものがあり、捨てたもんじゃないなぁ･･･ なんて思いました(笑) ほんの一言、ほんの心がけを大事にしていきたいです♪

あなたの優しい真心受けとめながら歩いてく･･･ 一緒に過ごせた今日をありがとう! そんな思いを歌った「つながる心」が今回、この連載を書きながら浮かんできました。ぜひ聞いてみてくださいね♪

つながる心

♪YOUTUBE(つながる心)
https://youtu.be/-2QNaaA4T_w?si=s5SJ5wDAOBpwTRTi

♪CD各通販サイト
Masaco Official WebSite (masacocbx.com)

★★★Masacoホームページ★★★
https://masacocbx.com/