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特集

「初開催!ARDF新種目スプリントにMasaco&あーちゃんが参戦!」 ~競技大会編~

月刊FBニュース編集部

いよいよスタート、Masacoさんの連勝なるか?


スタート前、緊張した面持ちで地図を確認する2人。しかし、この後、地図を見ることはほとんどなかった

10:46、第1班がスタート。その後、2分おきにスタートして行く。あーちゃんは4班、Masacoさんは6班だ。スタート直後の2人の表情を見ていると、不安がいっぱいという感じだ。多くのギャラリーがカメラを向けるため、笑顔をつくろうとするのだが、かなり無理があるように見えた。


笑顔というより苦笑い?でスタートするMasacoさんとあーちゃん

第1ループは「冒険の森」というエリア。その名の通り、アップダウンが激しく、大小の石や岩、張り出した木の根など、非常に足元が悪い。思うように走ることができない。そんな中、中/高校生たちは、まるで野生動物のように、飛ぶように駆け回り、急坂を下っていく。一方のMasacoさんとあーちゃんは、大人の対応で、一歩一歩、確実に足場を確保しながら進んで行く。

菊一先生の話では「速い人は20分で(TXを全て見つけて)ゴールします」とのこと。しかし、Masaco さんは15分が経った時点で、まだ1つも発見できていない。「どうしよう」、「不安になってきたぁ」と独り言が増えてくる。種目名の“スプリント”という言葉も、焦りに拍車をかけているようだ。全然、スプリントになっていないどころか、前回のクラシックより遅いペースなのだ。他の選手の「難しい~」という言葉だけが、ほんの少し気休めになる。「大変なのは自分だけじゃないんだ」と。

スタートして20分が経過した、その時、Masacoさんの動きが止まった。そして、林の中から周りの選手に聞こえないように小さな声で(顔は絶叫しているよう)「あったぁ~」。ようやく1つ目のTX発見だ。これで、少し気が楽になったようで足取りは軽くなった。「蜘蛛の巣があるから、この道には人(TXを設置する役員さん)が入って行っていない。だからTXはない」など、冷静に判断できるようになって来た。


TXを発見してVサインのMasacoさん。でも、足はご覧の通り(写真右)

TX発見で足取りも気持ちも軽くなったのも束の間。気がつけば、周囲に選手が全くいなくなってしまった。完全にルートから外れた?と、またまた不安になるMasacoさん。会話は禁止なので同行スタッフが独り言。「とりあえず1つ見つけたんで、後は気軽にやればいいような・・・」。その独り言の効果があったのか、少し元気を取り戻し、さらに1つ発見することに成功。そこで時間的に第1ループでの探索を諦め、スペクターを通って第2ループへ移動することにした。


上の4枚が第1ループ、コースの厳しさがわかる。下の3枚は第2ループ、一転し明るく開放的な雰囲気


笑顔にさせてくれるのは、苦労して見つけたTX

第2ループは、ふれあいの森、ふるさとの森がそのステージとなる。その名から想像できるように、広々と開放感があり、走るには優しい道が続く。第1ループの冒険の森よりは、かなり走りやすくなったものの、制限時間7分前まで粘って発見できたTXはわずか2つだけだった。

Masacoさんがフィニッシュ地点に駆け込むと、一足先にゴールしていたあーちゃんが出迎えてくれた。あーちゃんが発見できたTXは4つだった。


Masacoさんは1時間23分(女性最長)で発見TXは3(公式記録)、あーちゃんは1時間18分で4つ(公式記録)。2人とも野山を駆け回り無事ゴール

さて、気になる2人の結果だが、あーちゃんがW21の部で2位、Masacoさんが3位となった。W21の部に何人エントリーしていたのか、気になる方には、それぞれネットで調べていただくとして、とりあえず、TX発見と時間内ゴールというミッションを達成することができた。

M「今日も暑かったけれど、練習(http://www.fbnews.jp/201709/special/index02.html)の時の方が大変だったので、楽に感じました!スプリント種目なのですが、TXを発見するペースはクラシックより遅かった・・・(涙)。スプリントしていたのは、焦る気持ちだけでした。

大会やトレーニングを通して、TXのありそうな場所「ここが怪しい!」という直感があるのですが、今回はその場所には1つもありませんでした。勘ではなく、受信機を使いこなさないとダメですね。あと、今回のようなコースは、一人になると怖くなるときがあるので、ペアの部も作ってほしいなぁ。」

「今回はスプリントという新競技で、探索するTXの個数が多いのが不安でしたが、入賞することができてとても嬉しいです。私は第1ループでTXを5個中4個見つけることができました。自分的には大満足です。(ルール上ノーカウントのTXも含めて)

猿が出るほどの森林だったので、走っている間に何回も蜘蛛の巣に突っ込みました。おかげさまで、絶叫しながらも走ることは止めないという勇ましさを身に付けることができました。ARDFの参加者には女性が少ないので、これからもっと女性が増えたらいいな、と思います。「ただ道を走るだけじゃ物足りない・・・そんなアナタにオススメです」


まだ女性の競技人口が少ないので、初心者の方でも入賞は可能。

今回、Masacoさんにはランニング用スポーツウォッチ(心拍数やGPSデータの取得が可能)を装着してもらった。そのデータは以下の通り。心拍数の変動を見てみると、まるで陸上部のインターバルトレーニングのよう。そんな状況でも、カメラを向けられると、いつも笑顔(心の中はわかりません)。さすがプロフェッショナルです。

●Masacoさんの走行データ
・走った距離/5.88km
・平均心拍数/158
・最大心拍数/186


写真の上部が第1ループ、下部が第2。およそ1時間30分で約6km走破した

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次号は 8月17日(月) に公開予定

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