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異バンド/異モードのデュアルワッチ®を実現したIC-7610を発売

HF+50MHz (SSB/CW/RTTY/PSK31・63/AM/FM)100Wトランシーバー

IC-7610 (アイコム)

価格 368,000円+税

アイコム株式会社は、HF+50MHz帯の固定型アマチュア無線用トランシーバー IC-7610を2017年5月から発売すると発表した。IC-7610は信号処理にRFダイレクト・サンプリング方式を採用。アナログ信号を直接デジタル信号に変換し、FPGA※1内で処理することにより、送信フェーズノイズの向上や105dB(1kHz離調時)の優れたRMDR※2を実現。さらにメイン/サブ同一性能の独立した受信回路を2系統備え、異なるバンド/異なるモードの2波同時受信を可能にしている。

また、高速で高分解能を誇る高性能リアルタイムスペクトラムスコープは、異なるバンド/異なるモードを監視できるデュアル表示が可能。受信信号を時系列で表示するウォーターフォール表示機能も装備している。さらに、DIGI-SELユニットを、受信部のメイン側とサブ側のそれぞれに搭載。短波帯放送局からの強力な電波をシャットアウトする。そのほか、大型の7インチフルカラータッチパネルを採用することで、各種設定情報の視認性の向上や直感的な操作を実現している。

RFダイレクト・サンプリング方式を始めとする高い基本性能に加え、数々の新しい機能を備えたIC-7610は、幅広いアマチュア無線ユーザーを魅了する本格派HFトランシーバーとなっている。

主な特長

  • さらなる進化を遂げたRFダイレクト・サンプリング方式。
  • 優れたRMDR:110dBを実現。(2kHz離調時)
  • 異なるバンド、異なるモードで同時に受信できるデュアルワッチ®機能。
  • 強力な不要電波を排除するDIGI-SELユニットを受信部のメインとサブに搭載。
  • 高速なリアルタイムスペクトラムスコープとウォーターフォール表示機能を装備。
  • 7インチフルカラータッチパネルの採用により、抜群の操作性と視認性を実現。

※1 FPGA(Field Programmable Gate Array)とは設計者が構成を設定できる集積回路。
※2 RMDR(Reciprocal Mixing Dynamic Range)とは近接する強信号からのブロッキングの影響で、受信感度がどの程度悪化するかの指標。

・デュアルワッチはアイコム株式会社の登録商標です。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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