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無線をせんとや生まれけむ。

第十二話(最終回) 短波な生活・一年を振り返る

無線(CQ)をせんとや生まれけむ。
短波(ラジオ)聞かんとや生まれけん。
呼ぶ、かの局の信号(こえ)聞けば
我が身さえこそゆるがるれ。

JF3SFU 永野正和

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

いよいよ師走です。この漢字2文字を見ると何とも慌ただしく、一年が本当に早いと感じます。本年1月からお付き合いいただきましたこのシリーズも今月で最終回です。アマチュア無線のWebマガジンでBCLの記事はどうなのかなぁと思いましたが、お読みいただいているアマチュア無線家の方が沢山おられるということでとても嬉しいです。どうもありがとうございます。今月は、この一年のテーマをフォローアップしつつ振り返ってみたいと思います。

(第一話) IC-7851をBCLに使いたい7つの理由

IC-7851を使い始めて1年半ほどが経過しましたが、聴けば聴くほど使いたい理由が出てきます。アマチュア無線用のトランシーバーとしては勿論ですが、短波受信機としてとても懐の深いセットです。極めて静粛な受信性能と、とてもよく考えられた操作系の設計の上に成り立つ7つの理由を再認識しました。

現在のシャックのレイアウトはこんな感じで、今年1月より少しばかり使い勝手が良くなりました。IC-7851は相変わらずシャックで存在感を放ち、BCL用の受信機として、またアマチュア無線機として好調に稼働中です。

短波ラジオ(トランシーバ、受信機を含む)のある生活はこの時節ということでもないのですが、それは、それは楽しく、IC-7851については、大きく質量のあるチューニングダイヤルに代表されるアナログ系操作がとても心地よく、いじっていて飽きません。なかなかの価格でありましたが、購入して良かったと思います。この操作の心地よさは、最近のICOMの製品に共通して感じるところで、以前使用していましたIC-7300でも同じ感覚を受けました。

しかし、なんですね。とにかくラジオ趣味は楽しいです。嗚呼、かの声、遠方より我が耳に届きたる、また楽しからずや。


グレードアップ前のシャック/FT-8モードでの200Wリニアの使用は注意が必要でした


現在のシャック/少し落ち着きました

この10月の後半あたりから、ハイバンドが今までより「少しいい感じ」で、サイクル25の入り口が見えてきたような気がします。しかし、放送バンド内は、中国語があふれかえり、聴きたい局が少ないのは相変わらずです。そのような中であっても、この秋から冬にかけて、気軽に受信出来て、聴いていて面白い放送局をご紹介します。

30分くらいで終了する番組や、曜日によって放送していない場合もありますので、こまめにワッチしてみてください。

〇朝の時間 (07:00から10:00くらいまで)
15720kHz R. New Zealand International:
英語番組で、ニュースや国内の話題などニュージランドで流行っているPOPSなども流れます。


15720kHz R. New Zealand International 英語リスニングのトレーニングにも最適

7325kHz R. Romania International:
海外の話題から国内のトピックスなどの話題が放送されています。今は、海外への旅行はちょっとはばかれますが、ルーマニアの観光地おすすめスポットなどの紹介や、文化風習などに触れる番組もあります。英語放送ですが、アンテナビームは日本の方向で、日本や中国など、アジアの観光客を意識した番組編成だと思います。今朝は、良い感じで長い間ジャズを流していました。


7325kHz R. Romania International ヨーロッパの薫り高い日本向け(英語)放送

13740kHz R. Habana Cuba:
社会主義国からの放送とは思えない陽気でPOPな雰囲気の放送です。スペイン語放送ですので、お話しの内容はよくわかりませんが、ときおり流れる音楽は、ラテンそのもの。この季節は朝の07:00から8:30頃が良く聞こえます。


7325kHz R. Romania International ヨーロッパの薫り高い日本向け(英語)放送

11975kHz China Radio International (Mali送信所):
上のバンドから下のバンドまで、放送バンドを席巻している中国国際放送局ですが、この周波数ではアフリカ(マリ)からのフランス語放送を聴くことが出来ます。

CRIらしからぬ雰囲気はフランス語だからでしょうか。トーク主体の番組ですが時々アフリカンなパーカッシブミュージックが流れます。フランス語放送ですからアフリカにいる中華同胞に向けての番組ではないのでしょうけれど、気のせいか、フランス語の向こう側から何かが見えてきます。(笑)


11975kHz CRI フランス語放送ですと、気のせいかちょっと雰囲気が違います

〇お昼前の時間 (11:00あたりから)
15640kHz R. Philipinas:
フィリピンからの英語放送です。ややゆっくりの聞きやすい英語放送です。国際ニュースと国内ニュースの比重が半々くらい。音楽番組もあり楽しめます。


15640kHz R. Philipinas New Zealand以上にわかりやすい英語放送です

〇お昼の時間 (15:00あたりから)
15235kHz Voice of Turkey:
非英語言語放送ですが、ときおり流れる音楽や、クルアーン(コーラン)はエスニックムード満点です。


15235kHz Voice of Turkey 午後の定番放送の一つ エスニック感満点

7445kHz BBC:
世界のBBC(イギリス)ですが、随分放送周波数を削減しています。英語放送で国際ニュースがメインです。遥か彼方、南大西洋の孤島、イギリスの海外領土であるアセンション島からの強力な放送が楽しめます。


7445kHz BBC World Service via Ascension Is. 信頼感満点の英語放送

(第二話-第三話) 聴き比べる

第二話では、アマチュア無線用のアンテナ(ナガラTA-341トライバンダー4エレ)とBCL用のアンテナ(Wellbrook Communication ALA-1530LN アクティブスモールループ)を比較しています。

アンテナといえば、この記事の出稿後(3月)にアマチュア無線用のモノポールアンテナをもう一本あげました。このアンテナは、ATUを介してIC-7851に接続しています。7MHz帯、10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯、50MHz帯の各バンドに同調させQRV出来るようにしたのですが、短波受信に結構よいということが使っていくうちにわかってきました。第二話では、アンテナの比較をしながらIC-7851にはどうして同期検波がないのだとぼやいています。

また、第三話では、受信機の比較をしながら、IC-7851のAM受信モードにおけるIFシフトの不都合についてもぼやいています。しかし、IC-7851をBCL受信機として使い込むうち、すこし考え方が変わりました。まず、現在の短波放送の各バンドで放送を聴く時に、同期検波は本当に必要な装備なのかということです。各国の短波放送がひしめき合っていた1970年から1980年代、或いは1990年代の頃ならまだしも、5kHz毎にあるいは、もっと歯抜け状態で放送信号が並んでいる現在の状態ではさして必要性を感じないなと思えるようになりました。

これは、私の現在のBCLのスタイルが一生懸命珍局を追いかけるものではないことも関係していると思います。同期検波は隣接チャンネルからの不要なかぶりこみを低減し了解度を上げるという効用はありますが、今の状況では必須とまではいかないように感じます。これは何もIC-7851に限った事でもなく、現在販売されている短波ラジオなどでも同じではないかと思います。同期検波が搭載されているかということより、周波数の読み取り精度や安定度、フィルタのキレや選択の幅、音質調整の有無や、再生音に直結するスピーカの品質、それから、操作性や耐久性などをラジオ選びの基準にした方が良いかもしれません。

また、AM受信モードでIFシフトをLSB側にシフトさせた場合、受信音がこもるという件ですが(詳しくは、第三話をご参照ください)、これも短波放送受信において必須ということもなく、どうしてもという場合は、SSB受信モードでのゼロビート受信で何とかなってしまいます。記事の出稿後、IC-7851でのBCLのシーンで同期検波が搭載されていないことやLSB側へのIFシフトでの音こもりで困ったことはありません。まぁ、そんなことで大きな問題ではなかったかなという気がします。

しかし、かたや、短波放送局の減少は大問題です。下のデータは、デンマークのAnker Petersen氏による「Trends in Tropical Broadcasting 2020」に記載されているものですが、2200kHzから5800kHzの放送周波数で1973年の放送局数を100とした場合、2020年の局数がわずか7.6になったという報告です。実数で言えば、1973年は、1,106局あった放送局が2020年には84局になりましたと報告されています。なんだか悲しくなりますね。「同期検波が絶対必要だ!」と叫びたくなる状態にはもう戻らないのでしょうか。


出典: Trends in tropical bands broadcasting 2020 by Mr. Anker Petersen
www.dswci.org/specials/misc/202010_trendstropical.pdf

(第四話) モノポールアンテナとIC-7851

第四話、「アンテナ工事あるある」の⑨で申しましたアンテナを建てた後、いい感じの性能と思える幸せの2週間はとうに過ぎてしまっていますが、アマチュア無線用のアンテナとして実際に使った8カ月の成果を報告したいと思います。QSOは一部がCWで、そのほとんどがデジタルモードです。


QRVは14、21、28MHzがついついメインバンドになり、このアンテナでカバーする7、10、18、24、50MHzでの運用比率はあまり高くはないのですが、6.5m長のモノポール+屋根に這わせたカウンターポイズ10本あまりをATUで同調させたアンテナで、3月から11月までの運用ならばこの成果は「まぁまぁ」かなぁと思います。

50MHzの2エンティティは、中国と台湾です。近場ですが、40年以上のアマチュア無線運用で、初めて50MHzで海外局とコンタクトが出来ました。ものすごく嬉しかったです。(笑)

24MHzはWACにはあと欧州が残っていますが、絶対的なQRV局の少なさと低調なSSNの昨今ですので仕方のないところかもしれません。しかし、欧州局とのQSOは時間の問題だと思います。14、21、28MHzは4エレのトライバンダーを使用しています。従いましてモノポールアンテナで電波を出すことはないのですが、上記の成果から推測しますと、14、21、28MHzでの運用であっても、18MHzや24MHzと同程度には飛んでいくように思いますので、このアンテナ1本で、7バンドWACはイケそうです。(笑)

カウンターポイズはモノポールアンテナの北側にある自宅の屋根に方位300°から60°に偏って引き回しており、そのせいでしょうか、アンテナ全周に均等に電波が放射されていないようで、また、打ち上げ角にも偏りがあるように思えます。カウンターポイズを這わせている方向、即ち、欧州から、北米方面、距離10000km~12000kmあたりへは飛んでいくのですが、それ以外はどうも弱い感じがしますので、カウンターポイズの展開の仕方に、もうひと工夫がいりそうです。

(第五話) 国内中波放送を楽しむ

今後、中波放送はVHF-FM放送へどんどんシフトしていきます。サイクル25が立ち上がり始めている、今年と来年あたりが、国内中波のDX受信を楽しむ最後のチャンスかもしれません。次のチャンスはおそらく2030年あたりでしょうから、その頃、国内中波局はもうなくなっている可能性が高いです。最後のチャンスかもしれないこの秋から春先までの季節、深夜の国内中波局受信を楽しみましょう。

ところで、BCLとして、日曜日から月曜日にかわる深夜24:00からの30分番組、ラジオ沖縄/JOXR(864kHz)で放送されている「ROK技術クラブ」は是非聞きたい番組です。ラジオ沖縄の技術管理部のみなさんがラジオやBCLに関わるお話しをされています。(でも、当地京都では、なかなか受信が難しいです。)

(第六話) DRM放送を聴いてみる

毎週日曜日、21:45-22:15(JST)、7500kHzで放送されている唯一の日本語DRM放送であるKTWRの放送日時と周波数が変更されます。
2020年12月27日(日曜日)まで: 21:45-22:15(JST)、7500kHz
2021年1月9日(土曜日)から: 20:30-21:00(JST)、9910kHz
※放送曜日、時間、周波数が変更となります。
結構ガチガチのキリスト教布教の放送ですが、放送自体が無くならなくてよかったです。



7500kHz KTWR-DRM放送は大変強力です。IC-7851+DREAM1.13で復調

(第七話-第九話) 短波ラジオを愛でる

国産から海外(台湾/中国)製品まで、様々なラジオが登場しました。最近は緊張してラジオを聴く(珍局を追いかける)ということはなく、いつでもリラックスして放送を楽しんでいます。そういった中で、使用頻度の高いラジオは、TECSUNのS-2000とSUNGEANのATS-909Xです。寝室の寝ラジオということもあり、ベッドに寝転がりながら、中波や、強力に入感する短波の日本語放送や英語放送などを聞いています。中波はオールナイトニッポンではなく、もっぱらNHKのラジオ深夜便です。若い頃はオールナイトニッポンだったのですがトシでしょうか、NHKが落ち着きます。(笑)

小さいラジオでは、XDATAのD-808に手を伸ばすことが多いです。小型なのに操作しやすいことと音が良いことが一番の理由です。とても期待して購入したTECSUNのPL-330は様々な機能が搭載されていて悪くはないのですが、ダイヤルやボタンなどの操作性/操作感が今一つで、期待していた同期検波もそれほどでもなく、残念ながらD-808の後塵を浴び、「殿堂入り」という感じです。PL-380と変わらないサイズですので、これで単3乾電池駆動であればなぁと思うのは私だけでしょうか。

それから、残念なニュースはSUNGEANのATS-909X後継機の発売延期です。2021年以降とアナウンスされていますが詳細は現在のところ不明です。そして一番気になっているETONの新型の大型ポータブルラジオElite Satelliteですが、新たなニュースは今のところありません。こちらも2021年発売とアナウンスされていますので、とても楽しみです。


大好きな3台です。ATX-909Xのロッドアンテナの長いこと(120cm)

(第十話-第十一話) 日本語放送を聴いてベリカードをもらう

新着ニュース
①R. Thailand 日本語放送が再開
10月1日より、しばらく(数カ月)放送休止をアナウンスしていたR. Thailandですが、11月16日から放送が再開されました。放送時間、周波数は同じで、22:00-22:15(JST) 9940kHzです。


R. Thailand日本語放送が帰ってきました SINPO=45444

日本語放送各局の冬スケジュール(B20)/ 2020.10.25-2021.03.27

国名

放送局名

時間(JST)

周波数(kHz)

アルゼンチン

アルゼンチン
国営放送
RAE
Radiodifusion
Argentina al Exterior

1700-1730(火-土)
1700-1800(水-金)

5950(WRMI)

受信報告書の送り先:

Radiodifusion Argentina al Exterior, Equipo Japones,

CC555, CP1000, BuenosAires, Argentina.

メッセージはここから: http://www.radionacional.com.ar/contacto/ (英文かスペイン語)

http://www.radionacional.com.ar/japones/

中華人民共和国

中国国際放送

CRI
China Radio
International

0000-0057

1044   5980   7220

0700-0757

5985   7440

0800-0857

9695   9720

1900-1957

 7325   9440

2000-2057

 1044   7260   7325

2100-2157

 1044   7260   7325

2200-2257

 1044   7325   7410

2300-2357

 1044   7395   7410

受信報告書の送り先:

(東京支局)

〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号

中国国際放送東京支局

(中国本部)

China Radio International/CRI,

16a, Shijingshan Rd., Beijing 100040, P.R.China.

e-mail: nihao2180@cri.com.cn (受信報告書受付可)

http://japanese.cri.cn

中華民国
台湾

台湾国際放送
RTI
Radio Taiwan International

1700-1800

11695

受信報告書の送り先:

Radio Taiwan International/RTI,

Japanese sec,

55 Pei An Rd., Taipei 10462 Taiwan.

E-mail: jpn@rti.org.tw (受信報告書受付可)

https://jp.rti.org.tw/

オーストラリア

HCJB
by
Reach Beyond
Australia

0730-0800(土日)
2000-2030(土日)

15410

11905

受信報告書の送り先:

〒169-00073 東京都新宿区百人町1-18-8

淀橋教会HCJB係 

封書によるベリカード返信: 84円切手×2を同封

郵便はがきによるベリカード返信: 63円切手×1を同封

e-mailによる受信報告書: hcjbjapan.office@gmail.com (e-ベリによる返信)

http://reachbeyond.chowder.jp/

朝鮮
民主主義
人民共和国

チョソンの声
Voice of Korea

0600-0850

  621   7580   9650 

1600-1750

  621   7580   9650

1800-2150

621   6070   7580   9650

受信報告書の送り先:

Voice of Korea, Japanese Sec.,

Pyongyang,

Democratic People’s Republic of Korea.

e-mail: vok@star-co.net.kp

http://www.vok.rep.kp

モンゴル国

モンゴル国営放送

モンゴルの声

Voice of Mongolia

1930-2000

0000-0030

12085

12015

受信報告書の送り先:

Voice of Mongolia, Japanese Sec.,

C.P.O. Box365, Ulaanbaatar 13,

Mongolia.

e-mail: mub_vom@yahoo.com

http://www.vom.mn/ja

大韓民国

KBSワールドラジオ
KBS World Radio

1000-1100

 9580

1100-1200

11810

1800-1900

 6155

1900-2000

 9805

2000-2100

 1170

受信報告書の送り先:

KBS World Radio, Japanese Sec.,

13, Yeouigongwon-ro, Yeongdeungpo-gu,

Seoul, 07235, Republic of Korea.

e-mail: japanese@kbs.co.kr (受信報告書受付可)

http://world.kbs.co.kr/service/index.htm?lang=j

FEBC(HLAZ)

2130-2245

1566

受信報告書の送り先: (英語か韓国語)

FEBC Korea,

P.O.Box 88,

Seoul 04067, Republic of Korea.

http://english.febc.net/html/home.html

http://www.febcjp.com/

アメリカ

(Guam)

KTWR

2115-2145(日)

2145-2215(日)

20:30-21:00(土)

 7500(Analog)
 7500(DRM)

 9910(DRM) 2021.1.9より

受信報告書の送り先:

<Analog>(ベリカード発行対象番組にのみe-ベリカードが発行されます。)

https://friendshipradio.net/ktwr.htm

<DRM>(英語)

TWR Asia Broadcasting Monitoring Dept.,

P.O. Box 6095

Merizo, GU 96916-0395, US

e-mail: ktwrdrm@twr.org

http://www.twr.asia/about/guam

ベトナム

ベトナムの声

The Voice
 of Vietnam

2000-2027

 9840  12020

2100-2127

9840  12020

2300-2327

9840  12020

受信報告書の送り先:

Voice of Vietnam, Japanese Sec.,

45 Ba Trieu Street, Hanoi,

Vietnam.

e-mail: vovjapanese@yahoo.com またはvovjapanese2004@yahoo.co.jp

https://vovworld.vn/ja-JP.vov

インドネシア

インドネシアの声
Voice of Indonesia

2100-2200

 3325   4750

受信報告書の送り先: (IRC 2枚を同封と英語による受信報告書が望ましい)

Voice of Indonesia, Japanese Sec.,

Jl. Merdeka Barat 4-5, JAKARTA, 10110,
INDONESIA

https://voinews.id/japanese/

タイ

ラジオタイランド

Radio Thailand

2200-2215

9940

受信報告書の送り先: (IRC 1枚を同封)

Radio Thailand World Service, Japanese Section
236 Vibhavadi Rangsit Road, Ding Daeng, Bangkok 10400,
Thailand

E-mail: rthworldservice@gmail.com (受信報告受付可)

https://nbt.prd.go.th/


ベリカード関連
①Voice of Mongolia 日本語放送
新コロナ禍の影響で、航空郵便のやり取りが出来ないモンゴルのVOM/Voice of Mongoliaでは、e-ベリカードの発行を開始しました。

②KBS World Radio
韓国でも、新コロナ禍の影響で、航空郵便配送に遅延が発生しています。希望があれば、e-ベリカードの発行を行うようです。

当たり前だった航空郵便で受信報告書を送り、しばらくすれば、ベリカードが送られてくるという状況に戻るには、まだ随分かかりそうな気がします。しかし、国際航空郵便の事情だけではなく、この新コロナ禍で、放送運営組織や、国家そのものが大きな人材的ダメージや経済的ダメージを受けたことにより、ベリカードの発行どころか、放送そのものが危うい状況にならないかと懸念致します。早く新コロナ禍がおさまることを祈るばかりです。

さて、今月も拙文を最後までお読みいただきありがとうございました。これにて、一旦終話とさせていただきますが、実はマルチバンドモノポールアンテナにかわり、マルチバンドのロータリーダイポールアンテナの設置を現在検討しており、このアンテナでBCLをするとどうなるのか、あるいはモノポールアンテナと比較して、アマチュア無線的な「飛び」はどう変わるのかなどの報告をさせていただくことを考えています。

新コロナ禍はまだまだ続きそうですが、どうであれ年の瀬がやって参ります。どうぞ気を付けて安全にお過ごしいただき、良い新年をお迎えください。新しい企画でまたお目にかかることになるかもしれません。

一年間にわたり、拙文をお読みいただき、本当にありがとうございました。
Very Best 73&88 ごきげんよう。さようなら。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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