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第2回 ハムら de 無線フェアが開催される

緊急事態宣言が解除されていた間の4月18日、東京都羽村市にある「羽村市生涯学習センター ゆとろぎ」にて、2回目となる「ハムら de 無線フェア」が開催され、約390人の熱心なハムが来場した。このイベントは一昨年に初めて開催され、昨年も開催が予定されていたが、新型コロナにより中止を余儀なくされたため、本年改めて第2回として開催されたものだ。


羽村市生涯学習センター ゆとろぎ

本年の開催にあたっては、コロナ感染対策が徹底され、マスクの着用はもちろん、会場入口での検温、その後の手指の消毒、さらには参加確認書へ署名を行った来場者にのみ「確認済みリストバンド」が配布され、それを付けた者だけが会場内に入場できるようされていた。

さらに、会場内の各イベント個室へ入場できる人数が制限され、定員に達した場合は、その個室からの退出者が出るまでは入れないように徹底されていた。そのため、たとえばメーカー展示ホールへ入場するのにも、多いときで30人ほどの待ち列ができるほどであった。この様に感染対策を徹底したことで、逆に来場者からの不安の声や、個室入場待ちへの不満は上がっていなかったようだ。


入場者数制限がされたメーカー展示ホール

プログラムは9:45からのJARL東京都支部大会からスタートし、澤田支部長の挨拶から始まった。その後10:00からの開会式では、羽村市並木市長をはじめ、JARD三木会長、JARL髙尾会長らが祝辞を述べた。開会式の後はJARL東京都支部会員でJARL広報大使も努め、当月刊FB NEWSでもおなじみのシンガーソングライターMasacoのミニコンサートが始まった。


祝辞を述べる並木市長


Masacoのミニコンサート

一方、講座室では、髙尾会長によるアウトドア無線入門講演の他、メーカー講演、南極越冬講演などがあり、盛りだくさんの内容で、一日滞在しても飽きないように工夫されていた。さらに各展示室では、JARL、JARD、他各種団体、クラブによる展示や、記念局8J1JARLの公開記念運用も行われ、さらにこの8J1JARLは体験局としてのゲスト運用にも対応していた。


アイコムによる講演


アンテナが林立。第一電波工業会長が製作した無線車

16:00のCherry Spiceによるエレキギターライブの2回目公演の終了をもって全日程が無事に終了した。アマチュア無線に関する多くのイベントが中止、もしくはオンライン開催に切り替わっている昨今、この様にしっかりとした感染対策をとり、市の後援を得てイベントを開催したことには意義があると言えるだろう。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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