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「東京2020」PR局運用と記念アワードがスタート

JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)は、「東京2020オリンピック競技大会」(7月23日~8月8日まで開催予定)および「東京2020パラリンピック競技大会」(8月24日~9月5日まで開催予定)を記念したPR局の運用を全国で開始し、この記念局との交信を申請要件に含む記念アワード6種類の発行もスタートした。


JARLは特設ページを開設し、東京オリンピック・パラリンピック記念局情報を伝えている

「東京2020オリンピック・パラリンピック」開催記念PR局

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念した“PR局”は、全国各エリア(地方本部ごと)に開設し5月1日から運用を開始した。コールサインは「8J*OLYMPIC」(*はエリアを示す数字)という特別の文字列が発給されている。これらの局は各地方本部内を移動し、地方本部ごとに東京オリンピック・パラリンピックの開催をPRするという。


各地方本部に開設されたPR局のコールサイン一覧表(JARL Webより)

JARLによると、5月1日に東京都豊島区南大塚のJARL事務局で、関東地方本部が開設した「8J1OLYMPIC」の開局式と初運用が行われ、各バンドでパイルアップを受けたという。その他のエリアのPR局も開局が相次ぎ、5月11日現在で全10エリアの「OLYMPIC」局の運用開始が確認されている。

またJARLが公募で決定した、各地のDXクラブなどが運用する“海外向けPR局”も1~0エリアの15か所で運用が予定されている。コールサインはいずれも「8N*OLP」を使用している。5月13日現在で8N4OLP除く各局の運用が確認できている。


各地のDXクラブなどが運用する、海外向けPR局のコールサインと運用団体、設置場所など(JARL Webより)

なお「8N*OLP」は海外向けではあるが、国内局との交信が法的に禁止されているわけではない。「CQ DX」などのDX局指定を行っていないタイミングであれば、国内局でも交信できるチャンスはありそうだ。

このほか、オリンピック開催中は東京都西東京市から特別なコールサインを用いた“特別記念局”の運用も計画されている。コールサインは決定次第発表されるが“「OLYMPIC」「OLP」よりも特別なものになる”らしい。

「東京2020 JARL記念アワード」の発行開始

JARLはこのほど、東京2020オリンピック・パラリンピック記念局との交信を楽しんでもらう目的で。東京2020公認プログラム「東京2020 JARL記念アワード」6種類の発行を開始した。

ルールは、定められた期間中(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念して連盟が開設運用する記念局が運用を開始した日から終了する日まで)に、各アワードの申請要件にあった記念局および一般局との交信(SWLは受信)で、申請期間は2021年5月1日から12月31日までとなっている。6種類のアワードと申請要件は次のとおり。



東京2020公認プログラム「東京2020 JARL記念アワード」について

●名称および申請要件


●交信(受信)有効期間
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念して連盟が開設運用する記念局が運用を開始した日から終了する日まで

●運用場所の条件および移動範囲
自局の運用場所および移動範囲には、特に制限を設けません。

●申請方法等
①アワードを申請する場合は、次の書類に以下の手数料を添えて、連盟事務局会員部会員課へ提出してください。
 ・アワード申請書 1通 
 ・交信記録リスト(準用: JARL制定QSLカードリスト) 1通
②QSLカードを所持する必要はなく、交信(受信)のみで申請できます。
③手数料: 各賞とも500円(JARL非会員1,000円、日本国外の場合はIRC8枚でも可)
 ※中学生以下の方はすべて無料(申請時に生年月日が確認できる書類を同封)

●申請受付期間
2021年5月1日から2021年12月31日とします。

●その他
①特記事項は、最大3つまで希望することができます。(周波数帯・電波型式・運用場所・QRP・QRPp・サテライト・D-STAR・ONE DAY等)
②インターネットを介した交信(受信)および、レピータ局を使用した交信(受信)にも発行します。
③アワードの発行番号は付しません。
④本規約に規定するもののほか、JARL制定のアワード規程およびアワード規約の規定を準用します。
⑤アワード(1~5)の5種類の達成者には有償で記念品を贈呈します。



変異株の蔓延でコロナ禍の収束が見通せなくなり、東京オリンピック・パラリンピック開催も予断を許さない状況になっている。5月から各地で運用を始めた記念局だが、今後もし「オリ・パラ開催中止」が決定した場合は、その時点で運用を終える可能性が高い(“開催中止のPR運用”はないと思われる)。そういう意味で「OLYMPIC」「OLP」各局とは早めに交信を済ませ、アワード申請も行っておくのが賢明だろう。

JARLの「東京2020オリンピック・パラリンピック」記念局、記念アワード、記念QSOパーティ(5月1日号ニュース記事参照)については下記のJARL特設ページに最新情報とリンクが掲載されている。
https://www.jarl.org/tokyo2020/tokyo2020_info.html

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次号は 11月 1日(月) に公開予定

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