新製品紹介
ダイヤモンドアンテナがアンテナ3製品を新発売
144/430MHz帯デュアルバンド8素子ビームアンテナ
A1430S8
価格 33,000円(税込)
144/430送受信&120/150/300/450MHz受信対応ハンディロッドアンテナ
SRH776
価格 4,180円(税込)
3.5~50MHz帯屋外型オートアンテナチューナー専用エレメント
CPATU
価格 52,800円(税込)
2024年3月15日掲載
第一電波工業株式会社は、デュアルバンドビームアンテナ、ハンディロッドアンテナ、屋外型オートアンテナチューナー専用エレメントの3製品を発売すると発表した。
A1430S8は、移動運用から固定での運用まで、コンパクトに使用できるデュアルバンドビームアンテナで、144MHz帯の3エレ八木と430MHz帯の5エレ八木が1つのブームにまとめられている。
特長は1つの給電部で144/430MHz帯の2波に対応し、小型で軽量、コンパクトサイズになっている。またマストへの取付は工具を使わずに行うことができるという。
発売は2024年3月末の予定
A1430S8の外観 (アンテナマストは含まれない)
・仕様
周波数: 144~146MHz、430~440MHz
利得: 9.0dBi(144MHz)、10.0dBi(430MHz)
耐入力: 100W FM
インピーダンス: 50Ω
接栓: M型(M-J)
形式: 3素子八木型(144MHz)、5素子八木型(430MHz)
最大外形寸法: 約1400×1030×50mm
回転半径: 1.35m
重量: 1.2kg
適合マスト径: φ38~61mm
※スタックでの使用はできません
水平面指向特性
SRH776は、144/430MHz帯の送受信帯域にエアーバンドなどの受信帯域をプラスした、小型のロッドアンテナで、軽量かつ伸縮できるため持ち運びに適している。
このアンテナは全て伸ばした全長約44cmの状態で使用し、収納時の縮めた状態では16cmになるためバックの片隅にも入れることが可能となっている。
発売は2024年4月末の予定。
SRH776の外観
SRH776の外形図
・仕様
周波数: 送受信 144MHz帯、430MHz帯
受信 FM放送帯、120MHz(エアーバンド)帯、150MHz帯、300MHz帯、450MHz帯
全長: 44.2cm(最大)、16cm(最小)
形式: 単一型 1/4λ(144MHz帯)、1/2λ(430MHz帯)
重量: 40g
接栓: SMA-P型
インピーダンス: 50Ω
耐入力: 10W
※使用時は全て伸ばして使用する
CPATUは、各社の屋外型オートチューナー(ATU)に対応したATU専用共振型エレメントで、ハムフェア2023で参考発表されたものだ。
このアンテナは全長4.6mで3.5~50MHz帯(10/18/24MHz帯含む)の各バンドに同調した共振型なのが特長で、アイコム株式会社のAH-730をはじめとする各社の様々な屋外型オートチューナーと組み合わせて使用することができる。また耐入力電力が300W(SSB)なので移動運用はもちろん、アパマンなどの自宅で50Wを超える運用など、様々な場所での使用が可能だ。
屋外型アンテナチューナーの一般的な使い方と同様、アースまたはラジアル線が別途必要である。また無線機内蔵のアンテナチューナーや手動式アンテナチューナーでは使用できないので注意されたい。
発売は2024年3月末の予定。また限定生産販売とのこと。
CPATUの外観
・仕様
送受信可能周波数: 3.5~50MHz帯(WARCバンド含む)
耐入力: 300W SSB
全長: 4.6m
耐風速: 40m/s
重量: 約2.5㎏
適合マスト径: φ30~62mm
※送受信可能周波数帯および耐入力は、使用する屋外型オートアンテナチューナーの仕様の範囲内かつ、上記の仕様の範囲内
※無線機内蔵のアンテナチューナーや手動式アンテナチューナーでは使用できません
本記事公開時(3/15現在)、第一電波工業株式会社のホームページには各製品の仕様がまだ掲載されていないため、公開されるまでお待ちいただきたい。
アマチュア無線関連機関/団体
各総合通信局/総合通信事務所
アマチュア無線機器メーカー(JAIA会員)
©2024 月刊FBニュース編集部 All Rights Reserved.