月刊FBニュースの創刊号から昨年(2023年)8月号まで、10年以上に渡って連載記事「海外運用の先駆者達 ～20世紀に海外でアマチュア無線を運用した日本人達～」を執筆していただいたJA3AER荒川氏が、来る3月18日と20日の2日間大阪狭山市文化会館(SAYAKAホール)で、所蔵されているアンティークラジオや蓄音機のコレクション展を開催する。

このコレクションは氏が海外現地法人に駐在していた1978～1988年(米国)と、1990～1998年(英国)を中心に、趣味のアマチュア無線の延長としてフリーマーケットなどで収集したものだ。氏はこれまでも数回コレクション展を開催したが、これらの所蔵物をこのたび広島県東広島市で創設されるラジオ博物館へ輸送し常設展示することが決まったため、その前にその一部を関西近郊の方にご覧いただきたいとの思いでコレクション展を企画したとのこと。

展示の内容は、日本でラジオ放送が始まった1925年より以前の鉱石ラジオを含むアンティークラジオや、エジソンが発明した初期の円筒型レコードを含む蓄音機などが中心となる。また氏は郵趣の趣味もお持ちで「ラジオ放送と受信機」、「テレビ放送」をテーマとした郵趣作品も展示されるとのこと。

開催要項

・開催日時: 2024年3月18日(月)、20日(水・祝) 10～17時
・会場: 大阪府大阪狭山市狭山1丁目875-1
　　　 大阪狭山市文化会館(SAYAKAホール) 1階展示ホール
　　　 南海高野線 大阪狭山市駅より徒歩3分
・入場料: 無料