アマチュア無線の今と昔
2025年3月3日掲載
連載28回目です。2月は他の月に比べて日数が少ないです。他の月が30~31日なのに対して、2月は28日(閏年が4年に1回あって29日)ですので、2~3日少ないことになります。3日少なかったら日数が約10%少ないことになりますね。
昔、サラリーマンをやっていた頃は、少ない日数で売上げを上げなければならないため、しんどかった思い出があります。まあ、お盆がある8月と合わせて、商売の世界では「にっぱち」は売上げが悪いといわれたりします。8月はお盆休みで稼働日数が少なかったりするので、状況は2月と同じです。
余談ですが、私が知っている会社の中に、翌月の月初数日を前の月としてカウントする会社もありました。簡単にいえば1か月が35日だったりするのです。当時は商習慣をよく知らなかったので、へぇ~って思って見ていましたが、今だったらえらいことになっているように思いますhi
話を元に戻しましょうhi
2月と8月の売上げが悪いのは、2月は12~1月の消費の反動、8月はお盆休みを取る人や企業が多く、経済活動が鈍くなるからだと言われています。さらに、2月や8月は寒さや暑さのピーク時期にあたるため、外出を控える人が多くなることも関係しているようです。とはいえ、今やネットでの買い物が多くなってきていますので、今後は、暑い、寒いは関係なくなるのかも知れませんね。
私もアマチュア無線を再開するにあたり、店には行かず、ネットでポチッとして買っていました。アマチュア無線の世界も、そういった時代なのかな~って思います。私自身は、お店に行って値切って買うのが好き(いつも値切るワケじゃないですよ! 納得すれば言い値で買うこともありますからhi)なので、復活初期以降も、お店に顔を出しています。
定期刊行物の世界も、2月は締め切りがきつくなります。実際の日数が少ないから仕方ないのですが、人間はどうしても普段通りに行動してしまうものだとつくづく感じます。今回は編集長直々にプレッシャーをかけてこられたので、頑張って書いていますhi では、今回の原稿も進めて行きましょう!
売上げが上がったり下がったり
今(というか、私が再開局する以前から)、いわゆるQSLカード問題が、アクティブな局長さんの関心事になっています。QSOしたらコンテスト中のQSOのように、QSLカードの交換を約束していなくても発送するのが、今までの流れだったと思います。
最近、JARL経由のQSLカードが転送されてくるまでに1年近くかかっています。遅くなっている原因の一つに、非会員宛のカードの存在があります。JARLのQSLカードの扱いが、具体的にどうなっているかは存じませんが、非会員宛のカードを除去して、それから仕分けしているとしたら、考えただけでも時間かかりそうな感じがします。QSLカードを電子的に扱うようにすることで、迅速な仕分け、配送が可能になると考えるのは、ごく自然なことだと思います。
電子的なQSLカードを届けるには、今までにもいくつかのフォーマットがあります。それぞれ一長一短あると思いますが、世界的に普及しているものを使わずに、日本独自規格の電子QSLカードを今から作るのが良いかどうか、考えが分かれると思います。個人的にはいまあるシステムを日本語化するだけでいいように思います。それも、単にQSOの事実を証明するだけのシステム、今までのように写真や図柄を含めて交換できるようにするシステムの2通りがあればより良いと考えます。
つまり、わざわざ今から規格を作らなくても、他に優秀なものがあるなら拝借すればいいと思います。紙のQSLカードは味があっていいものだと思いますし、なくなってほしくないとも思っていますが、紙のQSLカードの無差別発行は、そろそろ検討しないといけない時期なんじゃないかと思います。それは特別プリフィックスの記念局も同様だと思います。
なんかエラそうなことを言ってしまいましたが、いい加減、届くまで1年もかかるのはやめにしてほしいです。
紙のQSLカード
QSLカードネタをもうひとつ。QSLカードが転送されて届くときに、普通郵便では送れないほど大量になった場合は、
定型⇒定形外(封筒、白箱)⇒宅配便
と送る方法が変わっていきます。
普通郵便は、基本的には自宅のポストに投函となりますが、宅配便になると貴重品扱いになるため、普通郵便のような扱いはしてもらえません。
上が定形外で、下が宅配便で来たQSLカード
例えば、貴重品扱いゆえに、いわゆる置き配はしてもらえないことになります。転送されてくるカードは、1枚でも何百枚でも、価値は同じだと思うのですが、枚数が多いから貴重品扱いは、受け取る側からすれば、とても面倒なことになります。
私のところも去年、一昨年に移動運用ばっかりやったお陰なのか、ここ1年くらいは毎回宅配便若しくは定形外です。いつも不在通知が入っているので、毎回再配達か、営業所まで取りに行っています。貴重品扱いだと営業所に取りに行くことが出来ない(発送側が許可すれば引き取れる)ので、毎度面倒なことになっています。
そこで発送時に貴重品扱いをしないでおいてもらい、置き配も許可してもらえたらいいのですが。このへんは是非JARLにも動いていただきたいと思います。昔、単にQSOのデータのみが記載されたQSLカードは信書にあたらないと聞いていましたが、最近ではどうなのでしょうか? 貴重品扱いと言い、宅配便の運送会社と言い、現在ではQSLカードは信書扱いと思った方がいいようにも感じます。
まあ、30年前には「個人情報」云々という話もなかったので、現代のQSLカードが信書というのも、何となく頷けますhi
QSLカードは個人情報?!
ちょっと前の話ですが、ネット上のフリーマーケットであるサイトで、いわゆる返品詐欺が話題になりました。そのサイトはいわゆる『ノーリターン』は認めていません。出品者と購入者が合意すれば、返品は受けなければなりません。
私もそこのサイトは良く利用していますが、出品時に『ノークレーム、ノーリターン』と書くと、事務局から指摘されてしまい、下手すると出品を消されてしまいます。先日話題になった返品詐欺は、この返品を受け入れなければならないという、考えようによっては危険な解釈が原因だと思っています。
私も以前に経験があります。商品(軽自動車)を手渡しし、持ち帰る途中で購入者側が壊してしまい、それで揉めてしまいました。この時はサイトの事務局が間に入ってくれて、出品者(私)には売上げ全額を、購入者には支払った金額全額が返金ということで、事務局が負担してくださって手打ちになりました。これはレアなケースだと思います。事務局が間に入ってくれなければ、流れ作業的に処理されておしまい、になった可能性もありました。私も引き渡した時に受け取り確認をしてもらわなかった点は、ミスしたと思っております。それで『最初から不良品だったので受け取り確認はできない』とゴネたので、話がややこしくなってしまったと思います。
最悪なことに、引き取りに来た方が代理の方だったので、壊した責任は誰にあるのか、今考えればややこしくなるべくして取引が行われたと考えても不思議ではありません。ネットオークションのアマチュア無線機器の出品を見ていると、開封後の返品お断り、という表記が目に付きます。それらを見ていると、『中の一部の基板をすり替えられたことがあるから、本体を開けた場合は返品不可』等という表記が書かれていたりします。
一般的な商品ならともかく、この狭いアマチュア無線の世界で、こういったことを平然とやる輩がいること事態、許せないことです(すぐにも足がつきそうなのにね)。私も仕事上も含めて、他人事ではありません。これからも注意して見守っていきます。
ネットオークションは買う側も売る側も気を付けましょう
なおご意見、ご感想、ご質問等については、筆者である私宛(jf1kktアットマークgmail.com)へご連絡頂けますと幸いです。
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