差しかける傘はないけれど 寄り添いながら静かな彩り じっと耐える寒い日々超えて 初夏を待つ笑顔に心の窓が開く～♪

梅雨空を励ますように咲いている紫陽花は、なぜこんなにも心ほぐして豊かにしてくれるのでしょう･･･

梅雨空の中で

ちょうどこの時期は寒暖差もあり季節の変わり目、梅雨シーズン･･･。新年度がスタートして5月のGWを駆け抜け、ホッと気持ちが緩むタイミングですね。そんな時、人生には色んな波が訪れるなぁと思います。私自身もこの時期は夏に向けての準備期間のようでソワソワしたり、時に自信をなくしたり、心の揺れに落ち着かない時もあります。

以前、就職して間もない頃、人間関係と仕事の重みにバランスを崩し、やめたい･･･と弱音を吐いていた若かりし日を思い出します。そんな時、家族や仲間の存在がとても大きくて! ただただ、この思いを聞いてもらうだけで、吐き出すだけで、静かに寄り添ってくれることで、救われた経験があります。心に少しの余白ができるだけでも上手に息を吸うことができますよね! あと1日だけ頑張ってみよう! そう思えるようになり、その繰り返しがやがて、3ヶ月、半年と過ぎ、1年、2年、3年･･･と積み重なりました。「石の上にも三年」という言葉は本当にそうなのです!!! 人生の一つ一つの出来事が繋がって違う景色が見え始める頃なのです。

あの日の言葉にハッと気づくとき

当時は何事も自分の中で抱え込んで、100％受け止めていました。日々を重ね視野が少しづつ広くなり、取捨選択の直感が働くようになって、時には周りに甘えることができるようにもなりました。「一生懸命、誠実にやっていたら、あとは流れのままでいいよ! なんとかなるさ～」「今こういう経験をすることで、相手への心配りや、自分にされて嫌なことはしないという気づきにつながってるから、人生は学びだよ!」と、かけてくれた先輩の言葉が、今は実感しています。そして、あの時、京都へ紫陽花を見に行こう! と誘ってくれた仲間にも心の逃げ場を作ってもらったなぁと思っています。

雨上がりの心

紫陽花の彩りや寄り添いながら咲く姿に、たくさんの力をもらいました。雨粒さえも宝石のように輝かせて、静かに凛と咲くその姿に、心がふっと軽くなるのを感じました。仕事や人間関係のストレスで少し弱っていた心に、紫陽花がそっとエネルギーをくれたようです。改めて「花の力ってすごい!」と感じます。お家に一輪飾るだけでも、空間に優しいエネルギーが巡り、心がパッと明るくなったりしますよね♪ 寒い季節をじっと耐えて、やわらかく美しく咲く紫陽花のように･･･私も歌を通して誰かの心に寄り添い、力を与えられるようなそんな存在でありたいと思います。

あじさい

昨年リリースしたアルバム「エネルギー」の3曲目に「あじさい」という歌が入っています♪ 地元の兵庫県明石市に紫陽花でとっても有名な明石住吉神社(あじさい神苑)があり、毎年あじさい祭りに出演させていただいています。松林の中の2500株の紫陽花と、すぐ横の海辺の風景が見事にマッチしていて、潮風がとっても心地いいんです! そして、海を背景に立つ鳥居はここでしか感じられない雰囲気です! どんよりとした梅雨空を励ますように、歌うように揺れる紫陽花と、神が下りてきそうなあたたかい空間を、そのまま歌詞に込めてみました♪ この曲、自分で言うのもですが･･･何度も何度もリピートで聞いてしまうくらい、心が落ち着く1曲です♪ ぜひ配信でも聞いて下さいね!

あ、それと今年もあじさい祭りに出演させていただきます。詳細はHP見てね♪

♪「あじさい」配信サイト(視聴できます)
あじさい by Masaco - YouTube Music

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Masaco Official WebSite (masacocbx.com)

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