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JARD「スプリアス確認保証可能機器リスト」を更新

JARD(一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会)は7月1日、1年ぶりに「スプリアス確認保証可能機器リスト」を更新し、新たに15機種のアマチュア無線機をスプリアス確認保証の対象とした。これによってJARDでスプリアス確認保証を受けることができる機種は989機種となった。


JARDが7月1日に更新した「スプリアス確認保証可能機器リスト(平成30年7月1日版)」の一部。新たに15機種が追加された

スプリアス規格の改正に伴い、現在免許を受けている旧スプリアス規格の無線機(平成19年12月1日以前に作られた機種)は、そのままでは平成34年11月30日までしか使用することができない。

そのためJARDは、平成19年11月30日までに製造された代表的なアマチュア無線機のスプリアス強度を実測し、改正後の新スプリアス規格に合致している機種を「スプリアス確認保証可能機器リスト」として公表。このリストにある機種で免許を受けているアマチュア無線局は、JARDの「スプリアス確認保証」を受けることで、平成34年12月1日以降もその無線機を使い続けることができるようになった。

今回更新された「スプリアス確認保証可能機器リスト(平成30年7月1日版)」には、従来掲載されていたアマチュア無線機974機種に加え、新たにアイコム株式会社のIC-575DH、IC-232、IC-2Nの3台、株式会社JVCケンウッド(製造当時はトリオ株式会社)のTR-2300、TS-600の2台、アルインコ株式会社のDX-SR9J、DX-SR9Mの2台など、合計で8社の15機種が追加され、総数は989となった。


アイコムが昭和55年に発売を開始した144MHz帯FMハンディトランシーバーの「IC-2N」も、今回スプリアス確認保証可能機器として登録された

なお「メーカー測定により新スプリアス規格適合が確認されている機器リスト」と「機器単体で新スプリアス規格適合機器として保証ができない機器リスト」は、今回更新されず、従来のリストのままとなっている。

JARDによると、スプリアス確認保証の利用者は当初の想定よりも少ない数で推移しており、旧スプリアス規格の無線機の使用期限が切れる平成34年11月30日の直前に申し込みが殺到する可能性がある。そのためJARDでは「スプリアス確認保証は、2枚の書類を提出するだけで簡単に手続きを行うことができます。Webからの直接申し込みやメールによる申し込みも可能です。ぜひ早めにお申し込みください」と、アマチュア無線家に現在免許を受けている無線機器の確認と、早めのスプリアス確認保証の利用を呼びかけている。


JARDのホームページにはスプリアス確認保証に関する詳しい説明が掲載されている

ちなみに、平成19年11月30日までに製造された旧スプリアス規格のアマチュア無線機で、これから無線局の開局や送信機の取替、増設を行いたい場合も、JARDの「スプリアス確認保証可能機器リスト」にある機種であれば、JARDの「基本保証(開設保証・変更保証)」を受けることで手続きが可能になる。

特に誤解が多い点だが、旧スプリアス規格で技術基準適合証明(技適)を受けた無線機は、すでに総合通信局への直接申請ができなくなっている。必ずJARDの基本保証を受ける必要があるので注意したい。

更新された「スプリアス確認保証可能機器リスト(平成30年7月1日版)」は、JARDのホームページからPDF版をダウンロードすることができる。またスプリアス確認保証に関する説明も同ホームページ上に詳しく掲載されている。

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