Monthly FB NEWS 月刊FBニュース 月刊FBニュースはアマチュア無線の電子WEBマガジン。ベテランから入門まで、楽しく役立つ情報が満載です。

アパマンハムのムセンと車

第25回 モービル&アパマン運用に役立つヒント

JF1KKT 横田勝彦

2024年10月15日掲載

連載25回目となります。10月に入り、だいぶ涼しくなったように思います。私の住んでいる東京の外れでは、エアコンがなくても過ごせるようになりつつあります。先日、シャックの整理をしようと思って、手に入れてきたテーブルを作っていました。その際に、エアコンの効いていない部屋で、大分汗をかいてしまいましたhi

それはそうと、人生初のコロナにかかってしまいました(汗) 話に聞いていたコロナとは違って、食欲も味覚も嗅覚も、あまり減退することはなかったです。まあ、そのせいもあって、部屋の片付けが進んだというわけです。怪我の功名ですねhi

全市全郡コンテスト前でよかったといえばよかったのですが、準備に参加できなかったので、周りに迷惑をかけてしまいました。皆さんも体調には気を付けましょう! マスク装着をサボったのが今回の敗因でした。では、今月も進めて参ります。


マスクを忘れずにね!

キャリアをつけて洗車できるか?

皆さんの多くは移動運用用にルーフキャリヤやルーフボックスを付けておられると思います。でも、キャリアやボックスをつけてしまうと、洗車が面倒だと考えた方もいらっしゃると思います。私のようにズボラな人間は、ついつい洗車機に入れてしまうのですが、キャリアだけならともかく、ルーフボックス付で洗車機に入れるのは無理だろうと思っておりました。

先日、知人と話をしていたら、彼はルーフボックス付の日産リーフを、そのまま気にせず直接洗車機に入れてしまっているとのこと。装備品の設定はどうしているのかと聞いたら、特に何も指定していないそうです。

もちろん、ルーフ周りの洗車は完全にはできませんので、そこら辺は後から手動で掃除しないとダメなようです。これで問題になったことは一度もないそうです。とはいえ、私や知人が保証しているわけではないので、あくまで自己責任でお願いしますね。


アンテナなどを収納するのに便利なルーフボックス

電気自動車は果たしてローコストなのか?

先日、仕事の関係で電気自動車(日産リーフ)に乗る機会を得ました。


急速充電中のリーフ

電気自動車でいちばん心配なのは、どこで充電できるのか? という点です。調べてみましたら、電気自動車用の電気を売っている会社はたくさんあることがわかりました。

いきなり電気自動車に乗ることになっても、とりあえずどこでもクレジットカードとスマホのアプリがあれば充電は出来ます。アプリはその場でダウンロードすれば大丈夫なので、とりあえずはクレジットカードが必要になります。専用の充電カードがありますが、それは申請をして毎月の会費を払わなければなりません。これを持っていなくても乗ることはできますが、コスト高です。

というのは、会員になって会費を払って利用したほうが安いからです。レンタカーだと充電カードもいっしょに貸してくれるところもあるようですが、継続的に電気自動車に乗る機会がある方なら、入手しておいたほうがいいと思います。前述したリーフに乗る知人は、料金は10分刻みなので、10分単位で充電をするのが良いとのこと。

あと、自宅に200Vの充電設備を設けるのが一番よいと思います(軽自動車なら100Vでも充電出来ます)。自分の家で充電できれば、使い勝手がすごく良くなりますので(誰です? リニア用に引いた200Vを使えばいいって言っているのはhi)。


電気自動車の充電端子。右側が200V用、左側が急速充電用

軽自動車で長距離を走るなら

最近は軽貨物車で、高速を使って長距離を運搬されている方が多くなっています。彼らは業務委託契約で働いている場合が多く、燃料代は自分持ちですので燃費は死活問題です。

そこでおすすめなのが、最近の軽バンです。スズキのエブリイバンシリーズ(日産 NV100クリッパー、三菱 ミニキャブ、マツダ スクラムも同じです)には、5速マニュアルに加えて、CVT車がラインアップされています。これですとリッター20キロくらいはいけるとのこと。もちろんマニュアル車が乗れる方はマニュアル車を選べばいいと思います。


スズキ エブリイバン(スズキ株式会社Webサイトより)

同様にホンダN-VANの6速マニュアルも良い選択だと思います。ただ、助手席シートが小さいので、そこに座る方の不満がありそうですhi


ホンダ N-VAN(本田技研工業株式会社Webサイトより)

最新のダイハツ ハイゼットカーゴ(トヨタ ピクシスバン、スバル サンバーバンも同じです)も燃費が良いと聞いています。こちらも選択肢に入れてもよさそうですね。


ダイハツ ハイゼットカーゴ(ダイハツ工業株式会社Webサイトより)

これらの車種は、実際に長距離を走っているプロのドライバーさんに聞いた話です。個人的には優雅に移動するのもよいですが、同じコストなら沢山の移動先を巡回したいと思ってしまいます。貧乏臭いですかねhi


こんなキャンピングカーで移動出来たらいいなぁhi

レンタカーを積極活用するのも手

最近は自分で車を買わない方も多いと聞きます。それは車庫や車検、税金などの維持費が高いために、必要な時に必要なだけ借りるのが経済的と思われている方も多いそうです。

私が一番ビックリしたのは、私の会社に営業に来る営業マンの営業車でした。月曜から金曜まで毎日営業で回っているそうですが、いつもレンタカーなのです。レンタカーの料金に維持費は全て入りますし、駐車場を借りておく必要もありません。車検だ、なんだかんだと面倒もありませんしね。


レンタカーの利用も考えていいのでは?

最近はアプリで予約して勝手に乗っていくカーシェア的なスタイルが流行しています。たとえば、タイムズカーシェア(https://share.timescar.jp/)のレンタカーは、アプリで予約、支払いし、後は約束の時間までに借りた場所に戻すだけです。ガソリン代もレンタカー代に入っているので、残っていれば満タン返ししなくていいので、スタンドを探してウロウロする必要もありません。

移動先のアンテナに制約があると思いますが、車がないから移動できないとお考えの方、こういったレンタカーで移動するのもひとつの方法ではないでしょうか? なお、使わなくても月々の会費がかかります。ちょくちょく利用するなら会費払っても会員になるメリットはあるかと。それとは別に、飛行機+レンタカーという移動方法もありますね。この冬休みに沖縄なんていいかも?

なおご意見、ご感想、ご質問等については、筆者である私宛(jf1kktアットマークgmail.com)へご連絡頂けますと幸いです。

アパマンハムのムセンと車 バックナンバー

2024年10月号トップへ戻る

サイトのご利用について

©2024 月刊FBニュース編集部 All Rights Reserved.