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「D-STAR ONE Phoenix」打ち上げ!!

D-STAR DVモードの中継器を搭載した、ドイツのアマチュア衛星「D-STAR ONE Phoenix」が2018年2月1日、ロシア極東のボストチヌイ宇宙基地からソユーズ2-a型ロケットで打ち上げられ、予定の軌道に無事投入された。


ソユーズ2-a型ロケットには「D-STAR ONE Phoenix」をはじめ10基の衛星が搭載された(D-STAR ONE公式サイトより)

「D-STAR ONE Phoenix」は、ドイツのGerman Orbital SystemsとECM Space Technologies、iSKY Technologyの3社共同プロジェクトで開発された3Uサイズ(300×100×100mm)のキューブサットだ。昨年11月に1号機(D-STAR ONE)が打ち上げられたが、ロケットの衛星放出機構にトラブルが生じて失敗に終わり、今回44日後の再打ち上げに成功した。衛星にはD-STARの通信系が4系統搭載され、D-STAR DVモードの中継器(半二重式)や音声ビーコンの運用も行われる計画だ。


最終チェックを受ける「D-STAR ONE」。300×100×100mm(3Uサイズ)のキューブサットだ(D-STAR ONE公式サイトより)

公表されている周波数などは次の通り。
・コールサイン:DP1GOS
・テレメトリ信号ダウンリンク:435.700MHz
・音声ビーコン(DVモード):435.525MHz
・D-STAR中継器(DVモード):アップリンク 437.325MHz/ダウンリンク 435.525MHz
・送信出力:800mW

この衛星は電力消費を抑えるため、D-STAR中継器が「受信モード20秒、アイドル状態40秒」を繰り返す設定となっている。20秒の間に信号を受信した場合、連続5分間の受信モードに切り替わるという。

D-STARのDVモードを搭載したアマチュア衛星は、これまでにロシアの「TabletSat-Aurora」(2014年)やベルギーの「OUFTI-1」(2016年)が打ち上げに成功しているが、ドイツの衛星としてはこれが初となる。

「D-STAR ONE Phoenix」の最新情報は同衛星のWebサイト(http://www.d-star.one/)に随時掲載される予定だ。

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