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2022年のアマチュア無線界スケジュール

新しい年、2022年を迎えた。今年予定されているアマチュア無線関連のイベントやコンテストなどの主要スケジュールを紹介しよう。なお情報収集は2021年12月23日に行った。今後変更になる可能性もあるので、主催者からの最新案内に注意していただきたい。


混雑する「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2019)」の会場風景。この後、同イベントはコロナ禍の影響で2年連続の開催中止に至った。今年は安心・安全を確保した上での開催が望まれている

アマチュア無線イベント

2021年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、さまざまなアマチュア無線イベントが中止や開催延期に至ったり、オンライン開催に変更されたりした。2022年はリアルなイベントの再開を計画しているものも多い。またオンラインイベントの併用を計画しているものもある。以下、開催日程順に主要イベントの状況を紹介する。

・関西ハムシンポジウム2022
  開催日: 2022年2月6日(日)9時30分~15時 「※1月10日に開催中止を発表」
  案内ページ: http://hyogo27.sakura.ne.jp/653/ham_sympo/ham_sympo2022/

・第26回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2022)
 開催日:2022年7月開催で検討中(日付未定)
 会場: 池田市民文化会館、豊島野公園、池田カルチャーセンター(大阪府池田市)
 公式ページ: http://www.jarl.gr.jp/kanham/
 備考: 実開催を目指すが、オンライン開催をあわせて実施する「ハイブリッドKANHAM」を模索する

・第54回 東海ハムの祭典
 開催日: 2022年7月24日(日)
 会場: 名古屋市公会堂(愛知県名古屋市昭和区)
 公式ページ: http://www.tokai-jarl.jp/saiten/

・アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2022)
 開催日: 2022年8月20日(土)~21日(日)
 会場: 東京ビッグサイト 南3・4ホール(東京都江東区)
 主催者ページ: https://www.jarl.org/ (案内ページ未開設)
 備考: 今後の感染状況などを鑑みながら慎重に検討を重ねる。最新情報は逐次、JARL Webや情報番組「Radio JARL.com」などで案内

・第20回 西日本ハムフェア
 開催日: 開催未定
 会場: 日産自動車九州株式会社 体育館、ゲストホール(福岡県京都郡苅田町)
 公式ページ: https://www.jarl.com/nishiham/
 備考: 2021年はコロナ禍による2回の延期で開催に至らず。今後の開催は決定次第、公式サイトで告知


例年は3月初旬に開催されている九州地区最大のイベント「西日本ハムフェア」。昨年は会場都合で10月の開催を計画していたが、コロナ禍のため2回延期され、現在は「開催未定」になっている

なお、コロナ禍で2020年と2021年の2年間開催が見送られた、世界最大のアマチュア無線イベント、米国の「Hamvention」(通称:デイトン・ハムベンション)も、2022年は5月20~22日にオハイオ州ジーニア市のグリーン郡フェアグランド・エキスポセンターで開催される予定で準備が進められている。


米国の「Hamvention 2022」は5月20~22日の開催予定で、チケット前売りもスタートした

JARL主催コンテスト

JARL本部主催のコンテストの2022年日程は次のとおり。昨年から「QSOパーティ」の開催期間が延長され、1月2日09時~7日21時までとなっている。また8月の「フィールドデーコンテスト」も昨年から開催時間帯が“8月第1土曜日(2022年は8月6日)21時~翌日(同8月7日)15時”に変更されている。

さらに2020年に1.9MHz帯のバンド拡大が実現したことから、昨年から同バンドに「コンテスト周波数帯」(電信(CW): 1.801~1.820MHz、電話(AM/SSB): 1.850~1.875MHz)が設けられ、主要コンテストに「1.9MHzバンド種目」が追加されている。

以下、2022年のJARL主催コンテスト日程を開催日順(JST表記)で紹介する。

・QSOパーティ
 開催日時: 1月2日(日)09時~7日(金)21時まで
 周波数帯: 全バンド

・ALL JAコンテスト
 開催日時: 4月23日(土)21時~24日(日)21時まで
 周波数帯: 1.9~50MHz帯

・All ASIAN DXコンテスト 電信部門
 開催日時: 6月18日(土)09時~20日(日)09時まで
 周波数帯: 1.9~28MHz帯

・6m AND DOWNコンテスト
 開催日時: 7月2日(土)21時~3日(日)15時まで
 周波数帯: 50MHz帯以上

・フィールドデーコンテスト
 開催日時: 8月6日(土)21時~7日(日)15時まで
 周波数帯: 1.9MHz帯以上

・All ASIAN DXコンテスト 電話部門
 開催日時: 9月3日(土)09時~5日(月)09時まで
 周波数帯: 1.9~28MHz帯

・全市全郡コンテスト
 開催日時: 10月8日(土)21時~9日(日)21時まで
 周波数帯: 1.9MHz帯以上


JARL主催コンテストの開催一覧表。規約などもここから参照できる
(https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/Contest.htm)

なおJARL(本部)主催の各コンテストにおいて、紙ログは2021年度から“総交信局数が100局まで(100局を超える紙ログは受け付けない)”となっている。100局を超える場合は電子ログでの提出が必須となる(ただしQSOパーティは電子ログでの提出ができない)。

またALL ASIAN DXコンテストとQSOパーティを除く各コンテストのログ提出締切日が短縮され「コンテスト終了日から10日後」(従来はコンテスト終了から20日後)と改められているので、参加者は注意が必要だ。

その他の注目点

東京2020オリンピック・パラリンピックが開催された昨年は、PR局や記念局の運用でバンド内が賑い、コロナ禍のSTAY HOMEでアマチュア無線家のアクティビティも上昇した。さらにアマチュア無線の制度改正で「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」「小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大」が実現するなど、大きな変化のあった1年だった。

2022年は今のところ大きな予定はないが、内閣府に設置された規制改革推進会議の「経済活性化ワーキング・グループ」が2021年11月に開催した会議で「アマチュア無線の免許手続」が議題の1つとなり、その席上で総務省側が「今後、アマチュア無線の制度改正を検討していきたい」と表明していることから、何らかの動きがあるかもしれない。

また今年は2年に一度の「JARL通常選挙」が春に行われる。選挙結果と6月のJARL定時社員総会の議決によっては、JARLの理事(会長、副会長)、監事、社員(支部長を含む)の顔ぶれが変わる可能性がある。この点にも注目していきたい。

お空のコンディションでは、「サイクル25」の太陽活動が徐々に活発化し、昨年12月後半は太陽黒点数(SSN)が連日100~130台を記録したり、昨秋の50MHz帯では久しぶりに南米方面が入感するなど、コンディション上昇の兆しが見られている。DXの入感状況、DXペディションなども気になる1年になりそうだ。


NICTの「宇宙天気予報センター」が発表している太陽黒点相対数の推定値グラフより。
太陽黒点数は2021年12月中旬から右肩上がりで増加している

「オミクロン株」の蔓延拡大で、新型コロナウィルスの感染状況は予断を許さない状況だが、アマチュア無線家にとって良い1年になることを念じたい。

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次号は 2月 1日(火) に公開予定

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