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大好き! アマチュア無線

第11回 QSOパーティとコタツからのRS-BA1!


こんにちは皆さん、新人編集員のアキラです。今年も12月の半ばまで来てしまいましたが、例年のことながら年内にやらなければならないことのチェックで忙しい感じの時期ですね。それから、やっぱり寒いですしねー。読者の方々はエアコン派、ストーブ派、コタツ派、それとも、、北海道では9月に入れば朝晩はストーブ入れてますよ、なんて8エリアでおっしゃっていたOMの声もありましたけれど、今は全国区で暖房オンですよね。

さて、私はといいますと、コタツの中に入り、少し早い目にお正月のQSOパーティの準備をはじめています。でもログの用紙、サマリー・シート、そして送付用の封筒+切手だけですけれど、いつも正月の3日にはQSOパーティの結果をまとめてポストに投函して新年のステッカーがJARLから送られてくるのを待ちます。
2021年はルール変更あり、後述。

今回のテーマ1は、“QSOパーティに参加しませんか”という内容です。多くの方はご存じと思いますが、QSOパーティのスタートからゴールまでの十二支達成/1周するのには12年かかります。これは例えると、今年におぎゃーと子供が生まれたとして、QSOパーティが一周して達成する頃には12歳で小学校6年生の年齢になりますね。

2021年のQSOパーティは第74回ですから、もしもすべての年に参加している方がおられたならば、なんと6周はされていることになります。私の知っている方で3周したと言われる人がおられますが、まずは1周してみたいと思っています。

QSOパーティの詳細ルールについては、JARLニュース2020秋号やCQ誌12月号、JARLのホームページをご覧になってくださいね。2021年は1月2日(土)9:00から7日(木)21:00(JST)の開催になり、6日間参加された方にはお年玉特別企画(抽選)があるのが新しい部分のようで、ステイホームで6日間楽しんでくださいということですね。

さて、私、アキラの実践記録をご覧願います。毎年の正月のQSOパーティに参加して集めましたステッカーが2015年ものからはじめまして6枚たまりましたよ。


毎年印刷されるステッカーの縁取りとかが少し違いがあったりして年代?違いですね。


干支の十二支順ですから、2021年は丑(うし)のステッカーですね。

私が持っているステッカーを下の図にあてはめて並べてみました。2021年のステッカーがもらえますとP-A-R-T-Yとなり、うまく折り返した気分がしてきます。(私だけ?)


12枚がそろいますのは、2026年の第79回になりますから、これからのお正月も楽しみにして毎年のQSOパーティにうまく参加したいです。2021年/Yのステッカーはほぼ手中にした(つもり)として、残すはN-E-W Y-Eですね、頑張りまーす。

そろそろ購入したいと思っていますのは記念ステッカー用の台紙です。今年はアマチュア無線関係のイベントがほとんどありませんでしたから、できればどこかの会場で買いたかったのですが未入手です。先の話になりますが12枚のステッカーがそろいましたら十二支達成者の記念盾の領布を受けたいと考えています。


普段、いろいろ努力してARRLのDXCCにもチャレンジにもしています。これは権威の高いアワードですけれど、JARLのQSOパーティもすごく良いアワードだなあと思います。日本らしい十二支だし。ですから12年間のQSOパーティの参加チャレンジになります。これはアマチュア無線大好きの証以外のなにものではなく、やっぱりそう大好きですね。

ところで、いつかはクラウン、じゃなくていつかは読売1万局賞をという方もおられるでしょう。わたしはまだ全局あわせても3000局くらいですが、51年間続いた「よみうりアワード」が2020年内受付分で終了となるアナウンスが出ていますね。アマチュア無線家に贈られる高難易度賞の1つですが、今とても届かない局数の現状もありますが残念な思いです。いつか復活があることを願い51年間のサポートに敬意をもってありがとうございましたと申し上げます。それでは、2021年QSOパーティは新年明るく、今回も(7枚目ですね)参加したいと思います。

さて、今回の2つめのテーマは“コタツから無線しましょ”です。べつにおコタからでなくてもいいんですけど、わりとシャックの部屋は寒かったり、ぼっち! そうですね。ひとりぼっちであったりしますが、リビングとか暖かい場所が良いですね。しかーしリビングで無線しますと、うるさい、TVの音が聞こえないとか家族からクレームの嵐に見舞われたりするということもあるかも。猫もコタツから逃げ出すかなあ? でも最近ちょっとコンディションも良くなってきたのでHFのワッチもしてみたいですよね。年末のTVだって面白そうだし、、

そこでリモコンソフトのRS-BA1(Ver2)を活用して、リビング族にちょいと仲間入りしたいと思います。今回、私がRS-BA1(Ver2)に接続しますのはIC-705です。このIC-705について当FB NEWSの2020年9月1日号で編集長が詳しーくその設定の方法を解説していますので、設定の部分はぜひそちらを参照していただき、コタツ実践作戦で進めたいと思います。

さて本日の我が家はコタツもビジーでして、リビングの隅から↓リモートしています。


本来のRS-BA1(Ver2)の活用方法は、ぽつんと山の一軒家シャックとか、アンテナ環境が良い場所にある無線機を街中の自宅から運用するというが普通なのかも知れません。でも別荘や2ndハウスを持たない私のような(1stハウスのみ?ね)アパマンハムにとりましても、RS-BA1(Ver2)はとっても素敵なユーティリティソフトです。

下図が構成の一覧になります。IC-705とRS-BA1(Ver2)の組み合わせは、無線機側にWi-Fi搭載という進化があって、より簡単/シンプルになりました。


ハード構成は、ノートPCマウスリモートエンコーダー・RC-28ヘッドセット・ゼンハイザー社PC5-CHATRS-BA1(Ver2)、とIC-705アンテナ、だけです。あとはお家のWi-Fi環境を使っています。

以上の構成で、9月1日号でFB NEWS編集長作のIC-705/RS-BA1(Ver2)へのセットアップ法で事前準備が整ったとして、リモート運用を開始しましょう。

RS-BA1は2つのソフトが走ります、まずは「Icom Remote Utility」のアイコンをポチッと押してください。下図の右側のリモート画面[1]が開きます。


IC-705を電源ONし、リモート画面[1]の手順①~③のを操作し、まずPCとサーバーをつなぎます。これで「接続済み」の表示が出ましたね。


次に、手順で④無線機一覧に切り替え、手順⑤~⑥で<<接続済み>>の表示がでれば、PCとIC-705の制御系も接続完了です。

さあ、RS-BA1のアイコンを押しましょう(先に押してあってもOKですけれど)。


マウスとリモートエンコーダーRC-28があれば、とても快適な無線機のリモコン操作が行えます。


静かにリビングで過ごすためにはヘッドホン/ヘッドセットは必須です。最近はテレワーク/リモートオフィスの関連でよいものが多く出回っているようです。評価/評判などをチェックして、私は今回ゼンハイザー社のPC5-CHATをチョイスして通販で入手しました。小型シンプルで送受の音質も上々と思いました。これは5ピンのプラグでしたので、PCにプチュと1本差すだけで線材まわりもすっきりです。

RS-BA1は、ほぼほぼPC画面の見た目通りに各アイコンを押せば動作しますので、快適な操作性が楽しめます。リモコン状態でもリアルタイム・スペクトラムスコープを見ることができるのはとってもよいです。こりゃ一度使うとやめられない機能の1つで、お値打ちもんです。もうひとつ評判がよいのは送受信の音質だと思いますが、今回実感しました。これは音声をアナ-デジ、デジ-アナ変換するコーデックに音のよいものが使われていて、SSBなどの音質が素直に伝達されているからで、これもベリーグーです。PC画面上のAFやRF、POWERとかのVRツマミがセットモードでスライダータイプに切り替えができますが、ソフト設計者が気を利かせてナイスに仕上がっています。個々のオペレータの好みでチョイスすればよいでしょう、あなたはスライダー派?。


私アキラの実際のリモートでの運用方法ですが、原則はRXオンリーでのリビング族です。まれにリビングで一人のときもあるのですが、TRXのときはシャック側に移動します。気兼ねなく、そしてTVなどの誘惑もなく(美味しいもんには負けるけど)集中できるからです。ここでリモートシャックから、実シャックに移動する前に下記のような1つの操作を行います。


これは、マイクのラインがリモートに切り替わっているのを、IC-705側のマイクのラインに戻す操作です。この作業を忘れると実シャックで無線機のマイクをにぎっても変調がかからず、ちょっとあせりますよー。

あー、あー、ただいま試験中なんてやっていましたら、、

トム: Jピ3△◇◎、こちらはJエ3〇☆□、アキラくん、なにやってんのー?

アキラ: Jエ3〇☆□、こちらはJピ3△◇◎、あートムさん、こんにちは! じつはかくがくしかじか、奈良の鹿とかですー、どうぞ。

という具合になりました。リビング族コタツ派は、2人はいますよ、少なくともね(きっとたくさんおられるでしょうね?)。というぐあいに話が盛り上がりまして、実はトムさんはIC-7851ユーザーでRS-BA1も使っておられて、そうリビング族の仲間だよーというお話が聞けました。

アキラ: Jエ3〇☆□、こちらはJピ3△◇◎、せっかくだから、RS-BA1のスクリーンとか、おコタシャックのスナップとか、あとで送っていただけませんかーどうぞ。

トム: Jピ3△◇◎、こちらはJエ3〇☆□、アキラくん、OKいいよー。

というわけで、後日にトムOMより2枚の写真をメール添付で送っていただきましたので紹介します。

【写真1】
トムさん家では大型TVの近くで、HPのノートPCと、オーディオテクニカ社のヘッドホンATH-S100、手作りマイクスタンドが主構成のリモートシャックだそうです。


TVワッチと無線ワッチとコーヒーというのが定番スタイルですよー、とのことでした。

【写真2】
これがトムさんのある冬の日のワッチ画面だそうです。なんか迫力あるなー。


やっぱりスペクトラムスコープが2つという点はすごいですね、PCでリアルに2つのバンドの状況が見えていますね。(いいなー)

裏技の解説を頂きました。SSBやCWの運用だけでなく、FT8では受信モニターもしているそうです。なぜ受信だけなのか、デジタルTVや4K放送でもアナデジ変換時に遅延が発生していますよね。これは基本的にRS-BA1も同じ理屈なので送信電波では、やはり精度(文字化けの可能性があったりする?)を重視していることが大きいことと、ソフトどうしの制御が複雑で難易度が高く、CAT系が同時に動かせないため、と思うとのこと。ですからJTDXの受信デコードをしつつ、もう一方のバンドではSSBをワッチするということも行って楽しんでいるよーと教えていただきました。

そして、FT8でDXが入感し始めると実シャックの部屋を移動して、ニューのエンティティ(カントリー)にチャレンジしていますと言われてました。

最後にIC-7851のネット接続についてお尋ねしましたことへもコメントを頂きました。IC-7851の接続については、本体後面にあるLANポートから家のルーターにケーブルでつなぐのが安定動作でいいですよ。10mくらい引っ張ってるけど、シンプル安定ですと言われていまして、いやーIC-705のWi-Fi接続は進歩したよねー。とのことでした。

あとがき

これから数か月は寒い日が続きます。少しでも快適な無線ライフをエンジョイしようと、あれこれ工夫していきたいと思っています。

さて余談ですが、アマチュア局の遠隔操作には、変更申請が必要です。RS-BA1の取説でも詳しい説明が書かれていますが、遠隔操作への適合説明資料を作成して「無線局事項書及び工事設計書」の備考欄に必要事項を記載し、変更手続をします。

JARLからも運用に当たって、「インターネットを利用してアマチュア無線局の遠隔操作をおこなうための指針」を出されていますのでこれを順守してくださいね。遠隔操作の変更申請は難しくありません、ネット社会で無線局を安全に運用しますということを普通に行うという宣言と確認のような作業です。

年内では来週はクリスマス、そしてすぐに仕事納め、ついで除夜の鐘ゴーンですね。2021年はおいしもん食べて、ちょっとどこかに旅行らしい旅に出かけたいですね、あいことば/掛け声は“ワクチーン・ハヤクー”でしょうかねえ? それでは皆様どうぞよい新年をお迎えください。FBDX!

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