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【イベントレポート】デイトンハムベンションに編集部が密着!

編集部

アマチュア無線が趣味なら一度は行ってみたいDayton Hamvention(デイトンハムベンション)。毎年8月に東京で開催されるハムフェアも世界最大級のハムフェアであることには揺るぎない。でも今回デイトンに行ってみて分かった。やっぱり来てよかった。東京のハムフェアと比較すると実にワイルドだ。


左:ハムフェアにも毎年来ているMichael Kalter/W8CI
右:コンテスターRay Novak/N9JA


今回のDayton Hamventionのガイドブック

Youngster ham

デイトンで見たハムはやはり高齢者が多かった。若者のハム離れは米国でも同じらしい。でもデイトンでは東京ハムフェア以上のYoungster hamを見たような気がして少し安心した。下の写真の四名は全員ハム。中でも女の子三名は全員Two by oneのコールサインの持ち主だ。つまり、Extra classのライセンスホルダーということだ。(http://bit.ly/hamvideos.)


全員がハム。女の子三名はExtra Classのライセンスホルダー

これがデイトンか

5月15日(水)、大阪伊丹発08:00のJAL便。成田経由で入国地のダラス・フォートワース空港に到着。慣れないESTAという事前審査と審査官による入国審査を受けて米国に入国。ダラス・フォートワースからさらに国内線を乗り継ぎデイトンに到着。現地はまだ5月15日の昼過ぎだ。日本を出てから実に18時間も経過するが時間的には5時間程度しか経っていないことになる。

Dayton Hamventionは、本年は5月17日(金)~5月19日(日)の三日間開催された。初日は会場に午前8時過ぎに入った。すでに多くのハムが会場内にいる。日本のように「これから開場です」といったアナウンスもなく、三日間の熱いデイトンは始まった。

会場への交通手段といえば車しかない。旅行客用に開催期間中、ホテルと会場を結ぶシャトルバスが出る。タクシーはあるがそれ以外の交通手段は皆無。来場者は車を駐車するとぞくぞくとチケット売り場に向かってくる。多くのハムは事前にネット購入しているが当日券もここで買える。下の写真の「TICKETS」のバナー、よく見ると手作り。これも実にワイルドだ。


駐車場からぞくぞくと会場入り


チケット売り場

さすがアメリカ

会場は広いといったものではない。一言でいうなら広大だ。


Dayton Hamvention 2019 National Conventionガイドブックから抜粋

車を駐車してからチケット売り場まで500mはあるかもしれない。その間はボランティアグループが運営するカートが走っている。私は無理に駐車場まで歩き、その駐車場からカートに乗ってみた。「どこに行きたいのか」と尋ねられたので「TICKET OFFICE」というと連れて行ってくれた。降りるときに「Any charge?」と尋ねると「No charge.」との返事。無料なのだ。


会場内を走っている無料の電気カート

アメリカ人は背が高いし体格もある。歩くのがつらいと感じるような人も多くいる。そのような人のために一人乗りの電動カートがレンタルできる。大勢の人が利用している。屋外も屋内も若干高低差はあるものの会場内はバリアフリーだ。


足腰の悪い人達のための電気カート

これがデイトンでのリッチな過ごし方

アメリカは広い。デイトン近隣のハムは車で往復できるが他の州から訪れる多くのハムはホテルでの宿泊となる。これが普通と思いきや「デイトンで最もリッチな過ごしかたをしているハムがいるぞ」と聞いたので確かめてみた。下の写真のように多くのモーターホームが特別なエリアに停まっている。この方々、朝は時間に束縛されず適当に起き、朝食を食べた後は、ゆっくり会場を見て回る。フリーマーケットでジャンクを買えば、持って歩くのも大変なので一度モーターホームに置きに帰る。モーターホームの中には無線機も設置されている。ちょっと昼寝をしてまたジャンク探しに出かける。ランチはモーターホームで自家製。なんとものんびりしたリッチなデイトン見物だ。


モーターホームの駐車場 あちこちのモーターホームからアンテナが上がっているのが見える

デイトンのランチはピクニック気分

ついつい行き慣れた東京のハムフェアと比較してしまうが、デイトンでの食事は格別に楽しい。まるでピクニック気分だ。ディナーはホテルや近くのレストランで食べるとして、朝食とランチは会場内で食べても飽きない。とはいうものの、このこってり感を毎日堪能すると体調にも影響するかと老体の筆者は考えるところだが味はバツグン。メニューを見るとほとんどはミート系。ミートはダメだという人は自分で用意するしかない。広々とした屋外にこれだけ多くの屋台が並んでいる。デイトンでジャンクを見なくても、ランチだけでも楽しい。ランチを食べにデイトンまでは少々贅沢か。先ずは写真を見て想像してもらおう。


ランチを販売する屋台の数々 あれもこれも食べたいがお腹は一つ

助けてくれ、影がない

最終日の5月19日(日)は午後からストームが来るとの予報があったが幸い期間中は好天に恵まれた。問題は、屋外のフリーマーケットを見て回るときやランチを食べるときだ。座れる場所にはほとんど影がないのだ。それでも多くのハムは暑さにめげずランチの注文に長い列を作り、青空の下でランチを楽しんでいた。筆者はそのため真っ黒に日焼けし、帰国後ハワイに行ってきたのかと言われるほどであった。


影を求めてランチを楽しむ来場者


ランチ時はパラソルの下は人でいっぱい


暑さのせいかここにも多くのハムがいた

やっぱりここにもいた愉快なハムたち

愉快なハム、このような方々は世界中どこにでもおられると改めて感じた。


古いアイコムロゴの缶バッチは珍しい。


ドイツから来たハム。フリードリッヒハーフェンでGETしたTシャツ

7月1日号につづく。

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