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IC-9700に新機能が追加、「基準周波数調整機能に外部同期」

アイコム株式会社は2019年6月7日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.10」を同社サイト上で公開した。同社の発表によるとこれまでの「Version1.06」から8項目にわたり機能が追加されたり修正されたりしているとのことである。詳しくは同社ホームページ(こちら)で確認してほしい。

今回のファームアップの中で「基準周波数調整機能に外部同期」の機能追加が特に注目されている。これは1200MHzや、トランスバーターを付加してそれ以上の周波数で運用するアマチュア無線家には朗報である。もともとIC-9700には1200MHzのSSBなどで高い周波数でシビアな周波数安定度が必要な場合に、基準信号入力用の外部端子が設けられている。この端子に、外部から安定した10MHzの基準信号を入力すると、この安定した周波数で運用することができる。しかしながら、従来のファームウェアではその都度同期を取る動作が必要とされていたため、周波数を変えるごと、一定時間が経過するごとに、その操作が必要であった。


REF IN 10MHz入力端子  同社ホームページのカタログより抜粋

今回の「基準周波数調整機能に外部同期」の機能追加により、基準信号が接続されている間は一度同期を取るだけでその後は自動的に同期するため、再度同期を取る手間が省略できる。

その他の追加や変更を実施した内容は、「DVゲートウェイ機能にUDPホールパンチ機能を追加」、「ホームCHビープ機能を追加」、「デジタルTWIN PBTの状態表示を追加」、「[SCAN]キーの動作を変更」、「設定を旧ファームウェアバージョン形式で保存する機能を追加」、「CI-Vコマンド25とコマンド26の不具合を解消」、「その他軽微な修正」である。

今回のIC-9700の「Version 1.10」へのファームアップの公開と同時に、無償クローニングソフトウェア「CS-9700」もVersion 1.10が公開されたので試してみてほしい。

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