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おきらくゴク楽自己くんれん

その58 春の移動運用と雨不足について

JF3LCH 永井博雄

2026年4月1日掲載

3. 吉野郡川上村移動

ダムを見学した後、少し林道を登り冒頭の写真のように広々とした所で移動運用をすることにしました。途中「クマに注意」の看板がありました。この辺りはもともとクマの生息していた地域ではありますが数が増えていると聞きます。どうか未だ冬眠してくれるいるように。万一出会ってしまったらモバイルシャックに逃げ込む算段ですが、クマの攻撃にシャックが耐えられるかは自信がありません(笑)


出会わないよう祈るしかありません

広い所ですし私以外に人はいないので、ダイポールなど大型アンテナを張り放題なのですが今日の目的はバーティカルアンテナとインバーター発電機を使った場合のノイズの影響を調べる事がありましたので、5.6mロッドアンテナとAH-730を使い、どの程度インバーター発電機が使えるかを調べることにしました。


左端に発電機を設置

下の画像がインバーター発電機に、(前回使用したOMから提供してもらっている)フィルターをつないだ時のスペクトラムスコープの画像です。CWの大変強い信号はわかりますがその他の信号はほとんどわからない状態でした。前回はダイポールで指向性のない方向に発電機を移動するとノイズを低減させることができましたが、今回は垂直アンテナで無指向性のため、発電機をどの方向に移動させてもノイズは変わりなく、発電機自体を遠ざけるしか方法がありません。長いACケーブルが必要となりそうです。今回は10m程度のACケーブルでしたので遠ざけようがなく、発電機電源の使用は止めてリチウムイオン電池で運用することになりました。


スコープ感度はデフォルト設定

広いとはいえ周囲を山に囲まれた場所なので、主にHF帯を運用して出発前に考えていた6mでの運用は移動して違う場所で行うことにしました。

4. 吉野郡東吉野村移動

川上村での運用後、山を越える林道を登りました。こちらは通行制限の箇所は無く、吉野郡東吉野村の標高860m程ある場所で6mを自作ポケットダイポールアンテナで運用しました。


吉野郡東吉野村移動運用風景

アンテナにゲインがありませんのであまり遠くへは届きませんが、標高に助けられてSSBモードで2、3エリアの方と楽しくお話しすることができました。昔と比べ運用局の減少が激しい6mですが、まだまだ聞いてくれている局は居ると感じることができました。PHONEでの移動運用も機会が減りましたが、やっぱり直接言葉を交わす交信は雰囲気や間合いを感じることができて楽しいものですね。

5. ちょこっと改善

これまで運用時にヘッドホンの置き場所がなくて付け外しの度に探していました。


テーブル下にヘッドホン用フックを設置

今回テーブル板の裏面に直接フックをねじ込んでヘッドホンを掛けることにしました。過去ヘッドホンを適当に置いたまま走行したら、振動で落ちた荷物が当たったようで破損させもったいないことをしてしまいました。新しいヘッドホンを買ったので、今度は破損させないヘッドホン置場を考えて、テーブル板に傷をつけましたが定位置を確保しました。付け外しの度に探し回ることもなくなり、すぐに手が届き破損からも守ることができる一石二鳥、便利になりました。

渇水もクマ問題も地球温暖化の影響だと考えられますが、まさか山での移動運用にこれほど影響を与えるとは・・・ 考えさせられる一日でありました。

それではまた。

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