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おきらくゴク楽自己くんれん

その60 初夏のコンテストと野生動物との出会い

JF3LCH 永井博雄

2026年6月1日掲載


山での移動運用で出会える絶景も楽しみ

皆さんこんにちは。今年初めに何度か移動運用に出かけてから忙しくなり、軽トラモバイルシャックの出動ができないことが続いていました。最近少し余裕が出てきたので、前回記事で紹介した新ポケットダイポールを活用する恰好の機会であるALL JAコンテストから週末にコンテスト移動に参加できそうになり、ゴールデンウィークをまたぎ連続移動運用三昧でした。そんな中で野生動物の恐怖も味わうことに。そして軽トラックで昨年からつきまとっていたエンジン不調に対してDIY修理にも挑みました。

1. ALL JAコンテスト移動(4/25~4/26)

ALL JAコンテストはリニューアルした自作ポケットダイポールVer.3を使って、電信電話部門50MHz種目に参加しました。


7m高さに上げた50MHzポケットダイポールアンテナ

限定的なEスポが出ていたようですが、不覚にも私は気づくことはなく、平凡な近隣のマルチしか獲得できず今一つの戦果でありました。

2. KANHAMコンテスト移動(4/29)

この日は最近入手した1200MHz対応のマルチバンドホイップアンテナのテストをかねての参加でした。


新導入1200MHz対応ホイップアンテナ

1200MHzではこれまで短い60cm程のホイップアンテナを使っていたのですが、もう少しゲインが欲しくなり1m弱の長さの物を入手しました。このバンドになるとゲインの大きいアンテナでは、高い山の上での使用は垂直面の指向性の関係であまりメリットがないような話も聞いていたので試験的に使ってみました。評価をするにはまだ何度か使ってみる必要がありそうです。1200MHzで未交信の局が居なかった時に出た430MHzで沢山呼ばれてしまい、1200MHzに戻るタイミングを失って交信局数を失ったような気がしています。

3. 奈良県吉野郡東吉野村移動(5/2)

私のゴールデンウィーク連休の初日となったこの日、お天気も良かったのでコンテスト参加が目的ではなかったのですが、この期間に8エリアなどから運用されている移動局を呼ぶことでモバイルシャックのアンテナシステムの実力を探ってみました。自宅からハイバンドは2エレ+100Wでそれなりに拾ってもらえるのですが、移動50W+AH-730&ロッド式エレメントでもストレス少なく運用を楽しむことができました。移動されている方々の耳の良さに感謝感謝です。


AH-730とロッド式のエレメント使用

交信数に追われるのではなく山の上でマッタリとした時間を過ごすことができました。

4. オール三重33コンテスト(5/5)

前年入賞した局には名誉県人局という称号が与えらる面白いルールのコンテストです。昨年入賞を果たし、称号をいただきましたので、今年も県外局として参加させていただきました。


リニューアルしたポケットダイポールで挑む

昨年は144MHzバンドで自作のツインループアンテナを使い、入賞させていただきました。今年はリニューアルしたポケットダイポールを使って50MHzで挑んでみました。票田である三重との県境付近であれば、ゲインのないアンテナでも楽しめるかと期待していましたが、やはりゲインは大事だったようです。相手してくれる局が少なく、結構時間を持て余してHFで援助交信を楽しみました。

5. 関西V・U・Sコンテスト移動でウリ坊と出会う(5/10)

長らく関西VHFコンテストとして親しまれてきたのですが、時代に対応して今年から関西V・U・Sコンテストと名前を改め、開催時間もこれまでの日をまたがる15時間から8時間に変更され、気軽に楽しめてSHF帯の活性化などを目指した改変かとの印象を受けていました。


晴天ですがカラットして過ごしやすかった

手持ちのリグではSHF帯に出ることができないので、出られる上限の1200MHz帯を含む、オールバンドで参加となりました。好天で日射は厳しかったのですが、気温が低く気持ちよい1日でした。コンテスト終了前に近くで「ガサガサ」と繰り返し草の擦れる音がします。何か哺乳類のような動物が動いている感じがします。まさかクマ?? と一瞬焦りましたが、一瞬まだら模様が見え大きさも子犬程度。どうやらイノシシの子供の「ウリ坊」のようです。あとで調べたら生後4か月ほどにあたるこの時期がウリ坊のシーズンだそうです。小さいのでそれほど怖くはなかったのですが、よく考えたら子供がいるという事は、近くに親もいると予想できます。子供を守るためには親は獰猛になると聞きます。親イノシシに出会ったら大変危険なので、しばらく「ウリ坊」の気配がなくなるまでモバイルシャック内に閉じこもることとなりました。幸い5分程度で気配が無くなり10分程様子をうかがった後、いつでも逃げ込むことができるようにシャックと車の各ドアを開けっぱなしにして、恐る恐る撤収作業。再び気配を感じることはなく無事に帰ることができました。

次ページは「軽トラエンジンの不調DIY修理」から

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