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Short Break

「ツート、ツート」は海外では何という?


月刊FB NEWS編集部による、アマチュア無線に関連する“ちょっとした”情報をお届けするコーナー。メイン記事をお読みの合間にいかがでしょうか。不定期更新です。


新型コロナウイルス感染症の拡大防止による緊急事態宣言も解除されました。とはいえ、それでもどこに潜んでいるかわからないウイルスとの戦いは油断大敵。

自宅で無線機のスイッチを入れ7MHzのCWバンドをサーチしているとツートツート ツーツートツーの信号が聞こえてきた。CWをやっているアマチュアは、この信号にはものすごく敏感。「おおっ、CQか、、、コールサインは? カリブだ!」

さてCWの信号はスピーカーから600Hzのきれいな正弦波のトーンで聞こえているにもかかわらず、我々日本人は、長音を「ツー」、短点を「ト」と発声しています。では、海外ではどうなんだろう?


※写真はイメージです

長音、短点の英語表現、ダッシュ(dash)とドット(dot)は、何かの本で読んだ記憶があります。でも、それ以外の言語では何と表現するのか気になるところです。発声音は、中国語を含むヨーロッパの言語では「ディ」あるいは「ダ」に近い音としていることが興味深いです。あのきれいな600Hzの正弦波に濁音が入って歪んでいるではないかと思うのは筆者だけかも知れません。

かつて筆者がアマチュア無線を始めた1970年代は、ソビエト連邦の国々(ロシア)のアマチュア局のCWがよく入ってきました。当時のソビエト連邦のアマチュア局のCWは、電源のレギュレーションがよくないのかピーの音がピョーと聞こえ、「ピョー ピョ ピョー ピョ」とまるでヒヨコが庭で餌をついばんでいるような感じに聞こえる局が少なくありませんでした。それでも言葉で表現すると長音はター、短点はティに近い音で表現するので、ヨーロッパの言語のように濁音が入らず、「ター」とか「ティ」といったきれいな音として聞こえているのには言語としての違いを感じます。

長音、短点は、文献によっては長符、短符と記載されているものもあり、さらに短点は「ト」ではなく「トン」と表現しているものもあります。このことから昔はモールス信号のことを「トンツー」と呼んだのだと思います。


( ):発音

CL

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