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2023年4月17日掲載
4月1日、オーストラリア メルボルン近郊では、有名なイベントである「Microwave Test and Tune Day」が開催された。
このイベントは、メルボルン東部地区のハムクラブの一つ、「Eastern & Mountain District Radio Club(EMDRC)」がホスト役を務め、各局が自作のマイクロウェーブ機器を持ち込み、実際に交信を行いながら機器の調整や、愛好家どうしでの交流を深めるというものである。
2010年から開催され、マイクロウェーブ愛好家が集うイベントの一つとなっていたが、近年のコロナ禍による行動規制の影響などもありここ数年は中止が続いていた。
会場の様子
今回、ホスト役のEMDRCハムクラブと地元アイコムオーストラリアとの協賛にて、会場内ではまもなく発売予定とされているIC-905、およびCX-10Gをはじめとした各オプション品の実働展示も合わせて行われた。
IC-905を用いての公開受信デモの様子
当日は、あいにくの天候であったものの、メルボルン各地からおよそ50名の愛好家たちが会場に集い、IC-905の発売時期、オプション品の構成やスペックに関することなど、多くの質問が寄せられたという。
「Microwave Test and Tune Day」にちなみ、複数の愛好家が自作機器を会場に持ち込み、5.6GHzおよび10GHzでの公開運用が行われるなど、メルボルンのマイクロウェーブ愛好家たちで終日会場内は大いに盛り上がった。
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