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Short Break

IC-705にヘッドセットとフットスイッチを接続

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月刊FB NEWS 3月15日公開号のShort Breakにパソコン用ヘッドセットをIC-705に接続するインターフェース製作記事を紹介しました。完成したインターフェースユニットとパソコン用のヘッドセットをIC-705で実運用すると意外と便利なスグレモノであることに気付き、大手ネット通販サイトで少し高価なヘッドセットを購入してしまいました。


図1 実体接続図

便利とはいえPTTはどうしても指で押すことになるので「フットスイッチを取り付けて完全ハンズフリーにしてしまおう」と思い立ったのが今回の製作記事です。PTTスイッチは足で押しますから両手が空きます。完全ハンズフリーです。無線機の前で腕を組みながら、椅子に反り返り、ゆったりとした気分でQSOが行えます。

フットスイッチ

大阪日本橋のパーツショップに置いてあったフットスイッチです。フットスイッチから三本のケーブルが出ています。今回は、フットスイッチを踏み込んだ時に接続されるケーブルにφ6.5mmのモノラルプラグを接続しました。(図2)

本来ならこのφ6.5mmのプラグを前号で製作したインターフェースユニットに直接接続できればベストですが、インターフェースユニットにはφ6.5mmのジャックはサイズが大きすぎて取り付けられません。仕方なくφ3.5mmのジャックを取付け、φ6.5mmとφ3.5mmのプラグ間を接続する変換ケーブルを製作しました。

接続回路は特に難しいところはありません。先に取り付けたPTTスイッチと並列にフットスイッチを接続するだけです。その配線図を図3に示します。フットスイッチは配線図では、SW2の部品番号を付けています。


図2 フットスイッチにφ6.5mmのプラグを取り付け

配線図


図3 フットスイッチも加えた配線図

インターフェースユニットの内部

PTTスイッチとフットスイッチを内部で並列接続するため、基板上にコネクタを設け、そのコネクタで接続するようにしています。


図4 インターフェースユニットの内部

使用感

月刊FB NEWS 3月15日号で紹介したヘッドセットはネットで1,000円も出せばおつりがくるくらいのものです。今回、図1で紹介したものは、その2倍以上の価格です。前者は軽くヘッドホンもオープンヘッドホンですので頭が締め付けられている感じはありません。後者は、丈夫でしっかりしています。ヘッドホン部は耳にピッタリ挟まりますので、QSOに集中できる感じです。コンテストにはもってこいのオプションです。どちらも送信音のレポートをQSOの相手局からもらったところ何らそん色はありませんでした。

今回購入したフットスイッチについて、「コンテストの鬼」にその評価を聞くと、「フットスイッチのバネがちょっと硬いな」との感想でした。内部を見たところ、バネを2~3ターン切れば、希望の硬さになるかも知れません。

CL

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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