My Project
2026年9月1日掲載
●電子工作やDIYの部材
分類の目安として、「すぐに使うための収納」と「保管(ストック)としての収納」に分けています。リール単位で購入したチップ部品や、まとめて購入したリード部品はストックとして大きな箱に保管しています。

リード部品。ストック用(左)とすぐに使う用(右)とで分けて保管
トランジスタやダイオード、DIPタイプのICなどの半導体は、用途(高周波or低周波、NPNorPNP)や、型番で分けています。私はそんなに多くの種類を使わないので、分類ケース1つに入れています。三端子レギュレーターも電圧ごとに分けて同じケースに収納しています。あまり使う機会が無く、少数しかない半導体は別途ストックとしてまとめて入れています。

半導体の場合。ストック用にまとめた収納(左)。ケースで分類(右)

表面実装部品の場合。リール状態でストック(左)。取り出しやすいケースに分類して引き出しに収納(右)
小さな部材としてネジ類も同様です。ネジとナット、ワッシャーはケースの中を仕切りで分けています。ネジには径以外に長さや頭などで種類に別れていますが、径だけで分類して入れています。

ネジ類の分類。分類単位は取り出しやすさと仕分け粒度とのトレードオフなので総合的に決める

百円のタッパーも使用。完全密閉できるので電気部品の保管に向いている
●リグと周辺機器
ロケーションの悪い場所に住んでいる私にとって無線運用と言えば移動運用です。以前このコーナーでご紹介したように、すぐに持ち出しやすいリグの保管のかたちを検討してきた結果、アモカンに辿り着きました。また、軍用のバッグも無線機の収納に向いています。医療アイテムを入れるメディカルバッグは分類収納に向いていて、しかも保管状態からすぐに持ち出せます。

樹脂製の弾薬箱(アモカン)はリグや周辺機器の収納に最適

MTM社のアモカンはIC-705がフィット

独Tasmanian Tiger社製メディカルバッグはパッド入り。精密機器の保管や運搬に最適なのでアンテナアナライザーを収納
●ケースとして工作へ利用
ケースは、その特徴を活かして部材として利用することもできます。たとえば、電子工作の記事では百円ショップのタッパーなどがケーシング(筐体)としてよく使われます。

釣り具のジグヘッドケース (左)と釣り具のジグヘッドケースを筐体に使ったGPS受信機(右)

タフネスケースにAH-705を内蔵。ロッドエレメントを使用するために足を付けた
電子工作を始めたころ、仕切り付きのケース1つに抵抗器、コンデンサ、トランジスタなどすべて収めていました。大学生の頃に、HMVの段ボールや百円ショップで買ったタッパーも使うようになり、就職して引っ越した先で大型のコンテナを買いそろえました。最初は小規模で初歩的だった電子工作も、高度になるにつれて扱う部品の種類が徐々に増え、それに伴って収納ケースの数も種類も増えました。
「収納」は、趣味の楽しみを広げる要素でもあると思います。私は、電子工作を休止していたあいだもパーツショップやホームセンターに足を運び、部品を買い集めていました。部材を買って帰ってから、決めた通りに分別するという作業も楽しんでいます。
モノづくりは、部材をどういうふうに使って何を作るか? を想像する時もすごく楽しいです。なので、趣味の工作における部品の用途は、使われるまで定まっていません。ケースの中でじっとしている部品たちは無限の可能性を秘めていると言えます。
My Project バックナンバー
アマチュア無線関連機関/団体
各総合通信局/総合通信事務所
アマチュア無線機器メーカー(JAIA会員)
©2026 月刊FBニュース編集部 All Rights Reserved.