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ぴよぴよラヂヲ@婦人部

第参章 一人移動運用・初交信

JJ1TZX 笹原眞美

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こんにちは。Mammieです。今月で一年も終わりですね。コロナコロナとずっと振り回された中、今年は何が出来たかなと振り返ってみると、私の無線環境が大きく変化した1年でした。ステイホームということもあり、家にいながら楽しめることとして、無線をする時間が増え、また、たくさんの無線仲間と知り合うことが出来た1年でした。これからももっと、色々なことにチャレンジして行きます。

では、今回の連載は、初交信したころのお話をしてみますね。

初交信

ひとりで交信する前に、友達の車で近くの山に行き、友達が交信するのを見ていたのが、私が交信を見た最初でした。隣で、交信を聞きながら相手局の言っているコールサインをメモすることで、少しずつ慣れて行ったことが懐かしいです。

今思えば、普通に聞き取れるコールサインも、当時はフォネティックコードがすぐに分からず、4級のテキストを手元に置き、表を見て確認し、とにかくコールサインがまともに取れるようになるのに時間を要しました。しかし、これを覚えるためには、数多く経験して慣れるしか方法はないのだと思い、とにかくたくさん交信するしかないと感じていました。それからというもの、知っている仲間と交信することはありましたが、全く初めての方とは、なかなか一人で交信をする勇気や機会もなく、2020年のお正月を迎える時期となりました。


QSOパーティの干支シール

お正月には、JARL主催のQSOパーティというイベントがあります。最初は、参加すると毎年干支のステッカーがもらえ、12年間継続してやるということに興味をもち、今から12年間出来るかわからないけど、やってみようと軽い気持ちで始めました。

ハンディ機に30センチくらいのアンテナをつけて、6畳ほどの自分の部屋の中をウロウロ。窓側に行けば大丈夫かと思ったら全く聞こえず、部屋の真ん中に移動したら、すごく良く聞こえることにおかしな現象だと思いつつ交信を始めました。初心者でドキドキしながらも、お正月はとってもほのぼのとした交信でみなさんが良くしてくださり、少しほっとしました。お正月の2日、3日の家事の合間の短時間でしたが、結果は26局と繋がり、一人で交信が出来たことで少し自信がつきましたが、CQはまだ出せずにいました。

一人移動運用

お正月の交信を経験後、一人でも出来るかも知れないので移動運用に行ってみようと思い、大した計画ではありませんが自分なりに考えてみました。場所は近所にある山でなく、他でもやってみたいなと思ったので、少し遠くに行ってみようと、計画を立てました。でも、大がかりな準備は出来ない。誰にも相談せず一人でどれだけできるか心配もありましたが、先ずはやってみようと計画をすすめました。


車の上のアンテナ

持っているものは、ハンディ機とハンディ機につけるアンテナしかありません。ここで移動というと長いアンテナのイメージでしたが、買うことは出来てもどうやって繋いだらよいのかなどわからないので、一番簡単に出来そうなマグネット式のアンテナを購入しました。場所は、ちょうどカルトナージュの先生とランチに行く予定があり、横須賀、葉山方面に行く機会があったので、その帰りに湘南国際村に行ってみようと思いました。

購入したアンテナがなかなか届かず、出かける当日に届くことになったので、郵便局へ取りにいき、箱のままもって出かけました。ランチを食べて、一人で湘南国際村の駐車場へ行き、先ずは箱の中からアンテナを取り出し、何とか接続して、車の屋根の上にマグネットアンテナを取り付けました。


ログブックとハンディ機

これで交信が出来るはずです。一応、他に交信している人がいるかどうか聞いて見ましたがあまりいません。ドキドキしながら手元にログブックを置き、先ずはサブチャンネルの空きを確認、430MHzのメインでCQを出してみました。そこまではやっていることは合っていました。そしてサブチャンネルに行って待機していましたが、シーンとしていて誰も声をかけてくれる人がいません。やっぱり一人でやるのは無理なんだ・・・ と諦めようかと思った時に、一人の局長さんが、「JJ1TZXお聞きですか」と声をかけてくださいました。

やっときたと思っていたら、サブチャンネルに移ってから、私はCQを出していなかったのです。そんな当たり前のことすら分かりませんでした。声をかけてくださった局長さんに、「今日はじめてCQを出しました」と話したところ、色々と教えてくださり、そこからは、たくさんの方に声をかけていただき、1時間で15局くらい交信が出来ました。

もし、私が「誰もいないから、やめておこう」と思って、無線機の電源を切っていたら、交信は難しいと思ってしまい、「やっぱり一人で移動に行くのは、無謀なんだ」と思い、その後辞めてしまったかもしれません。今こんなに無線が出来るようになったのは、そのスタートがあったから、あの時諦めないで良かったと、思っています。あの時の局長さんに、また、交信出来る機会があったら、あの時の一言で、今の私が無線をやれていることを報告したいです。

最近の私

来年2022年に、とある記念局運用の計画があり、そちらの話し合いに参加させてもらっています。今から約2年前の私は、お話が好きだから、ちょっと話せる機会のある無線に興味を持っただけでした。それが、記念局の運用の事務局に関わるなんて、全く思わなかったことです。

趣味は、いくつから始めても遅くありません。いつ始めても色々な展開があり、人との出会いもあります。大人になってから友達を作ることは難しいけど、共通の趣味を持つ人であったら仲良くなりやすいと思うので、興味がある人は、新しい趣味の世界に是非飛び込んでみてください。新たな世界が広がりますよ。

10月からスタートした連載は、3回目になりましたがいかがでしたか。来月の連載は、またまた新たな展開がありますので、お楽しみに。そして、12月25日は、私が歌っている昭和歌謡バンドのライブもあるので、健康管理に注意して過ごしたいと思います。

2022年1月のQSOパーティーで、たくさんの皆様と交信できることを楽しみにしていますので、是非、お声掛け下さると嬉しいです。良いお年をお迎えください。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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