My Project
2025年3月3日掲載
ハンディー機を買うと、付属品としてストラップが必ず付いてきます。本体を落としてしまわないように手首に通しておくものですが、自分はあまり使ったことがありません。
今回は、特に使うことのないストラップを敢えて作ってみて、自分のリグを表現する“オシャレな要素”となりうるか試してみようと思います。
ところで、このコーナをいつも見てくださっている方はすでにお気づきかもしれませんが、『My Project』は内容の濃い記事の次の記事は薄くなる傾向があります。
昔のリグにもストラップは付属していました。モデルによって異なりますが、取説には本体への取り付け方と共に「手首に通して落とさないように・・・」などと書かれています。しかし、取り付ける目的に一切に触れられていない場合もあります。
IC-3Nに付属していた「バンドストラップ」。当時はこのような呼び名だった。
昔のリグは今よりも大きくて重たいので、運用する際に手首に通しておいたほうが良いのは分かる。
ID-51やID-52に付属するハンドストラップ。ハンディー機の小型化に伴って見た目と生産性が洗練された印象。
トリビア: 補修部品として注文するときの正式名称は『BLACK NYLON STRAP』。
使うか使わないかは別として、すぐに作れて個性が出せそうなので作ってみることにしました。要は、手首に通す部分のループの太めの紐と、リグの取り付け部に通せるくらい細い紐をしっかりと結び付ければよいだけです。
私が高校生のときに彼女にあげようと買った携帯ストラップ。なぜ手元にあるかというと、あげる前に別れた為。いわく付きのストラップ。蓄光塗料で不気味に光るクリオネ。
使うか使わないかは別として、すぐに作れて個性が出せそうなので作ってみることにしました。要は、手首に通す部分のループの太めの紐と、リグの取り付け部に通せるくらい細い紐をしっかりと結び付ければよいだけです。
手芸屋さんと百円ショップで買い集めた、(使えるであろう)材料。
アイコムのハンディー機に付属しているストラップの長さに合わせてパラコードと細いナイロン紐を切り取ります。パラコードは中の白い紐をすべて取り出し、端を炙ってほつれないようにしておきます。細いナイロン紐も同様に炙って末端処理をします。最後に上から熱収縮チューブを被せて結合部を隠して加熱すれば完成。
パラコードの内部を取り出して中空にする。
太さの異なる2本の紐をアルミパイプに通してカシメるだけ。
とりあえず付属品をコピーしただけのストラップ。
長いストラップでバックル付きの首掛けタイプ。
アクセサリー用パーツのアルファベットを使って作ったコールサイン。("3"が無いので"E"を反転して利用)
ストラップだけではなく、チャームを作ってみるのも楽しい。
私は数年前にミシンを導入し、ポーチなどちょっとしたものを作るべく、ゆっくりですが練習しています。手芸屋さんに足を運ぶと、本当にいろんな材料があり「何かに利用できないかな?」と考えながら眺めます。アンテナや回路だけでなく、無線運用に使えそうな実用品を自分で作ってみるのも楽しいと思います。
手芸も楽しい。(まだまだ練習が必要ですが)
ところで、アイコムからハンディーストラップが発売されたそうです。高級感のある合成皮革でロゴ入りです。いかがでしょうか?
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