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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

第44回 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東海地方本部の皆さん

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

こんにちは、JH1CBX Masacoです! 10月に入り、北海道の山々では早くも初雪! という話を聞きました。紅葉前線も少しずつ南下しているようです。皆さんのお住まいのところはいかがですか?

9月には関東地方を大きな台風が直撃して、千葉県を中心に大きな被害が出ました。電気や水道の復旧が遅れているところもあるとか、強風でアンテナが倒壊したというアマチュア無線家の方のお話も聞きました。被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く平穏な生活が戻ることをお祈りしています。

さて今月は、10月13日(日)に迫った「東海ハムの祭典」の準備で忙しい、JARL東海地方本部の皆さんを訪ねて、愛知県名古屋市にお邪魔しましたよ。

第44回 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東海地方本部の皆さん

この連載「Masacoのむせんのせかい」では、2018年4月号でJARL本部(事務局)を、そして2019年1月号で関西地方本部の皆さんをお訪ねしました。そして今回、JARLの3か所目は!東海地方本部の皆さん♪「10月に東海ハムの祭典が開かれるので、ちょうど良いタイミングです。ぜひお越し下さい」という嬉しいお返事をいただきました! 上の写真で、とっても和やかな雰囲気が伝わってきますよね~!

JARLの組織「地方本部」と「支部」って!?

ところで皆さんは、JARLの「支部」と「地方本部」って、どういう組織だかご存じですか? 私もこの機会におさらいしましたよ~。

JARLは全国の各都府県と北海道の各支庁(振興局)に1つずつ、合計54の「支部」を設けています。JARL会員の皆さんは、自分の住まいを管轄する支部に自動的に所属する(支部会員)ことになります。

各支部は、所属する支部会員のために「支部大会」や「コンテスト」、「技術講習会」など、工夫を凝らした催しを行っています。中には「フィールドミーティング」や「モービルフォックスハンテイング」「上級ハム国試勉強会」などを行う支部もあります。


JARLの各支部は所属する支部会員のためにさまざまな催しを行っています。これは愛知県支部の「支部大会」の1コマです

そしてJARLでは、支部相互間の連絡調整などのために、それぞれのコールエリアごとに「地方本部」を設けています。例えば2エリアの東海地方本部の場合は、静岡県支部、岐阜県支部、愛知県支部、三重県支部の4つが傘下にあり、各支部と地方本部は常に協力体制にあります。地方本部によっては「○○ハムフェア」「○○ハムの祭典」といったイベントを企画・運営したり、地方本部主催のコンテストを企画したりするところもあります。

JARLの支部長さんや地方本部長さんは、2年に1回開催される通常選挙で会員から選ばれた人たち(JARL正員)が就任します。それ以外にも支部や地方本部を運営したり、お金の管理をしたり、いろいろなイベントを行ったりするためには多くの人手が必要です。そこでボランティアとして支部や地方本部を手伝う人たち(支部役員、支部スタッフ)が大勢いるのです♪


合同会議が開かれている会議室に到着! 入口にJARLの小さなマグネットステッカーが貼ってありました♪

私は今回、東海地方本部と東海4県の支部の共催で10月13日(日)に行われる「第51回東海ハムの祭典」(主催は「東海ハムの祭典」実行委員会)などの打ち合わせを行う、合同会議にお邪魔しました。8月下旬の日曜日の朝10時、会場となった名古屋市東区の東スポーツセンター会議室に着いたときには、運営スタッフの皆さんが30人ぐらい集まり、白熱した会議が始まっていました。


朝早くから皆さんが集合し、さまざまな議題を真剣に討議しています

会議を中断しないように、「こんにちは、Masacoです…」と小声で挨拶をして空いている席へ…。私も会議を真剣に聞いてメモを取ります(笑)。

この会議の議長は、愛知県支部長で「東海ハムの祭典」実行委員長代行の7L1FFN磯さん。ちょうど「ハムフェア2019」の直前だったので、ハムフェアに出展する東海地方本部のブースと参加メンバーへのいろいろな連絡事項、9月15日に静岡県掛川市で行われる「ARDF東海地方大会」のこと、そして「東海ハムの祭典」のことなど、議題はいっぱい! 東海地方本部は独自にいろいろな行事を組んでいるので、こうした合同会議が欠かせないのだそうです。


私も着席して、会議を傍聴させていただきました

ホームページを見てみたら、東海地方本部は「東海QSOコンテスト(春分の日)」、「東海マラソンコンテスト(11月1~7日)」、「愛・地球博記念コンテスト(秋分の日とその前日)」、「東海ハムの祭典(毎年夏)」、「ハムフェアへのブース出展」、「東海地方ARDF競技大会(毎年1回)」など、本当にたくさんの行事を開催していることがわかりました!

準備が大変! 年1回の大イベント「東海ハムの祭典」

「なかでも一番のイベントは、東海ハムの祭典です」と磯さん。会議の休憩時間に少しお話を伺いました。


この日の会議の議長は、愛知県支部長で「東海ハムの祭典」実行委員長代行の7L1FFN 磯さんです

--東海ハムの祭典って、今年で51回目なんですね!

「はい、東京のハムフェアよりも古く、1968(昭和43)年から開催されている歴史あるアマチュア無線イベントなんです。東海地方本部の前身にあたる東海支部が、“東海支部ハムの祭典”という名前で毎年開催してきました。1972(昭和47)年に東海地方本部の下に愛知、静岡、岐阜、三重の各県支部が誕生したのをきっかけに、“ハムの祭典”の名前は愛知県支部に引き継がれ、2014年の“第46回ハムの祭典”まで愛知県支部の行事として毎年開催されてきました。それが2015年からは東海地方本部が開催する“東海ハムの祭典”になりました」


2018年の「第50回東海ハムの祭典」のオープニングセレモニーの模様。私が司会を務めさせていただきました


「第50回東海ハムの祭典」のスナップ。会場(日進市民会館)は大混雑。過去最高の1,500人が来場したそうです

--今年は名古屋市の「名古屋公会堂」が会場になると伺いました。ここ数年は、愛知県日進市の日進市民会館で開かれていましたね。

「このイベントは、たぶん第2回目から第40回ぐらいまで、ほとんどが名古屋市公会堂で開かれてきたのです。ところが耐震工事などで長期間閉館になったため、2015年からは日進市民会館で開くようになりました。今春ようやく改修工事が終わったので、また名古屋市公会堂に戻ってきました。ここは名古屋の中心部で交通の便が良いですし、地元では知名度が高い施設なんですよ」


長期におよぶ改修工事が終わった名古屋市公会堂(名古屋市昭和区鶴舞)。今年の「東海ハムの祭典」はここが会場です!


名古屋市公会堂は1930(昭和5)年の完成。レトロな雰囲気がステキです!

--久しぶりに名古屋市公会堂に戻ってきて、今年はますます来場者が増えるかもしれませんね。

「2015年に初めて日進市民会館で開催されたときの来場者は1,100名でした。2016年は1,300名、2017年は1,350名、2018年は1,500名と来場者数が伸びてきました。今年はどれだけ増えるかなと思っています」

来場者が増えるということは、準備も大変になりますよね~。今年は40人を超える実行委員と、東海4県の30以上のJARL登録クラブの皆さん、さらに各支部のスタッフがイベント当日のお手伝いをするそうです。開催までにまだ2か月近くあるのに、もう詳しい運営マニュアルや進行台本ができているのにはビックリ!!!


10月13日に行われる「東海ハムの祭典」の運営マニュアル(暫定版)と進行台本が約2か月前には準備されていました。ビックリしました!

磯さんは「規模が小さいイベントならエイヤッ!で動かせますが、今年は新しい方もたくさん実行委員に参加してくださっているので、ちゃんとしたマニュアルが欠かせません。少ない人数で最大効果を挙げるためにも必要です。いままでは運営のいろいろなことが“言い伝え”になっていましたが、これからはマニュアルを読んでいただければ、誰がメンバーになった時でもしっかり動いてもらえます」と、早く、しっかりとした運営マニュアルを用意した理由を教えてくださいました。

ちなみに今年は、出展するクラブなどに配布する「出展者証」の申し込みや、お昼のお弁当の事前注文をインターネットの専用ページ上でできるようにしたそうです。「今までは個別の申し込みを受けて、担当者が1件ずつ手作業で処理を行っていましたが、人間が入ると間違いが生じやすくなるので、今年はシステムで申し込みや処理ができるプログラムを作りました。入力トラブルもなく、出展者の皆さんが利用してくださっている上、間違いがなくなってスタッフにも好評です」こういう工夫はとってもいいですね!

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次号は 12月16日(月) に公開予定

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