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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

第14回 和歌山県立和歌山工業高等学校「電波研究部」の皆さん

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

こんにちは、JH1CBX Masacoです♪

先日、あるお仕事の事前アンケートに答えました・・・「春を感じるものは?」の問いに「玉筋魚のくぎ煮!」と書いたのですが、本番の時に司会者に「たますじぎょ? のくぎ煮?!って何ですか」って聞かれちゃって、会場がドカーンと盛り上がりました(笑)。皆さん、なんて読むかわかりますか~!?!

そう! 3月といえば・・・私の故郷では「イカナゴ」の解禁日のニュースが飛び交っています! 生の新子(コノシロの稚魚)をお醤油、ざらめ、みりん、生姜で甘辛く煮た佃煮ですが、炊きあがった姿が“折れ曲がって錆びた釘”に似ていることから「イカナゴのくぎ煮」って呼ばれています!

何十キロも炊いて親戚や友人に配る方も多いんですよ~! 今年も届くのが待ち遠しいなぁ~。ほっかほっかのご飯にもお酒のおつまみにも合うんです!!! 先月「東海地方ARDF競技大会」に出場するために必死で絞った体も、もう元通りになる勢いだわ・・・。その大会の様子は「Masaco&あーちゃんのARDFに挑戦!」のコーナーをチェックしてね♪

では! 今月の『Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~』は、和歌山県和歌山市にある、和歌山県立和歌山工業高等学校の「電波研究部」へお邪魔しましたよ。

第14回 和歌山県立和歌山工業高等学校「電波研究部」の皆さん

今回は和歌山県にやってきました! これまで、あまり訪れる機会がなかったのですが、この訪問のすぐ後に、「WBS和歌山放送」のラジオ出演の機会をいただき、もう一度お邪魔したんですよ。

和歌山工業高校は1914(大正3)年に開校した「和歌山県立工業学校」と、1939(昭和14)年に開校した「県立西浜工業学校」の2つが1948(昭和23)年に合併し誕生した、100年以上の歴史がある工業高校!

現在は建築科、機械科、電気科、土木科、創造技術科、化学技術科、産業デザイン科の7つがあり、合わせてなんと!!! 1,187名(男子1,049名、女子138名)の生徒さんが学んでいます。この規模は全国でもトップクラスだそうです。

電波研究部は、学校が合併して3年目、1950(昭和25)年の創設。“1950年”って、日本ではまだ戦後のアマチュア無線が再開されていない時期なのでビックリ! クラブのコールサインも「JA3YAL」と、関西のクラブ局では草分け的な存在!! 「日本で社団局制度が誕生して少し経った、たぶん1962(昭和37)年頃の開局だと思います」と顧問の中西先生。

「学校の前に着いたら、430MHzのメインチャンネルで呼んで下さいね」とのことで、ID-51のスイッチをオン!!  JA3YALを呼んでみると「JH1CBXポータブル3、こちらはJA3YAL。Masacoさん、お待ちしていました!!」と部員さんから電波での歓迎! 嬉しいね~!


学校の前からID-51でオンエア!! 部員の皆さんから電波で歓迎していただきました♪

玄関へお迎えに来てくださった中西先生のコールサインはJN3LXP。そして「進路指導部長」!!! とっても気さくな雰囲気で案内してくださり、生徒さんの作品を見せていただき、素晴らしさに釘づけになりました!


創立100周年記念「はばたく鳥」のモニュメント(レプリカ)。学校の工作機械で製作したそうです

玄関横に創立100周年記念の「はばたく鳥」のモニュメント(レプリカ)、ロビーには木工技術で精密に作られた校舎の模型、廃食用油などが原料のバイオディーゼル燃料で走るバイオカート、3次元モデリングで製作した、あるお寺のご本尊の精巧なレプリカ(感謝状もいただいたそうです)などなど。どれも立派な仕上がり!! 校舎の前には建築科の皆さんが「軸組」という在来工法の技能者さんから指導を受けて建築中の原寸大の家の模型まで!!! これ、無線のお部屋にしたいわぁ!←「シャックっていうねん!」て突っ込まれそう(笑)。


校舎の木工模型、バイオカート、3次元モデリングの仏像(製作過程のもの)、軸組で建築中の家の模型などなど、生徒さんの技術力の高さが伝わってきます!

◆屋上でアンテナをチェック!!

階段を5階まで上がり、そこからは壁に取り付けられた小さなハシゴを1段ずつ登り、ハッチを開けて屋上へ。この屋上ハッチ、中部大学の無線部にお邪魔した時にも経験した~。今回はちゃんとズボンを履いてきたのに、足元が失敗・・。ヒール高めのブーツ・・・。ハシゴの回りがとても狭いので、足元に注意しながら、ヒヤヒヤゆっくりゆっくり。

そして部員の皆さんが「がんばれー」って声援を送ってくれて対面!! モグラたたきゲームのモグラみたいな写真ね・・・(笑)。


ハッチを使って屋上へ! 部員の皆さんとご対面!?

屋上にはHFのグランドプレーンと7MHz帯のロータリーダイポール、144/430/1200MHz帯のグランドプレーン、受信用のディスコーンが建ってる~。


HFと144/430/1200MHz帯のグラウンドプレーンと受信用のディスコーンアンテナ

「昔は別の建物にタワーが建っていたのですが、建物の改修のときに撤去し、今はここに設置しています。本当はもっと高さを稼ぎたいのですが、先ほどのハッチが狭くて、長いマストパイプを運搬できないのです」というお話でした。でも淡路島がすぐ近くに見え、ロケーションが抜群なので“電波の飛び”は今でもとても良いそうです♪


7MHz帯のロータリーダイポールの向こうには、淡路島が見えています!!(撮影:中西先生)


屋上から見た和歌山工業高校の校舎とグラウンド。昔は中央奥に見える校舎の屋上にタワーが建っていたそうです

そうそう、和歌山工業高校は“先生のアマチュア無線家率”が高く、20人弱の先生が免許を持っていらっしゃるそうです。 2年前までは、1アマの校長先生もいらっしゃったとか!! アマチュア無線に理解ある先生がたくさんいらっしゃるといいねえ~。

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