10月になりました。ようやく秋らしい気温になってきましたね。本当に今年の夏は長く、暑い毎日でした。

これからの季節は登山に最適ですが、実は年間を通じて一番危ない季節でもあります。暑かった夏の記憶が鮮明過ぎて、平地と同じような感覚で山に行くと、山の上は既に初冬、10月中ごろを過ぎると北アルプスでは雪が降ります。準備する服装の不備から低体温症のリスクがとても高くなります。くれぐれも山の天気を侮らないよう十分注意して出かけたいものです。さて今回も比較的簡単に登ることのできるSOTA山を紹介してみたいと思います。

愛知県新城市本宮山(JCC#2023, SOTA# JA/AC-017)

愛知県新城市に「本宮山(ほんぐうさん)」というSOTA対象の山があります。三河山地の南端に位置しています。いろいろと調べてみると車でほぼ山頂まで行けるようです。

地図出典 Google Map 地図データ2024
地図出典 Google Map 地図データ2024

新東名高速で新城まで行ってから、下道を走り、本宮山スカイラインを走って、岩戸神社の駐車場まで行きます。

岩戸神社の駐車場まで車で上がってこられるのですが、実はこの本宮山は山岳信仰、岩石信仰の山であり、途中に多くの奇岩・巨石があります。麓には三河の国一之宮の砥鹿(とが)神社があり、この砥鹿神社のご神体とされている山です。砥鹿神社は大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る社であり、山頂の公園には大己貴命の像がありました。

本宮山の山頂は、この駐車場から数分で登ることができます。

本宮山の山頂、789mに到着。

山頂には豊橋中継局があり、TV中継局、携帯基地局などのアンテナがたくさんあります。これを見ても電波が飛びそうな場所であることがわかります。

山頂のすぐ近くに広い芝生の敷地があります。早速アンテナを建てて運用しました。

芝生が気持ちよく、家族で出かけても楽しめそうな場所です。

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