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FB Girlsが行く!!~元気娘がアマチュア無線を体験~

<第4話>レイがKANHAMコンテストに挑戦

月刊FBニュース編集部

和泉葛城山からKANHAMコンテストに参加

2017年6月4日(日)に開催された「第7回(2017)KANHAMコンテスト」にFB Girlsのレイ(JP3QDK)が参加しました。エントリーしたのは「ハンディ機部門」。愛用のID-51での参加です。コンテストは初めてというレイですが、目標は大きく「100局との交信」です。

レイが向かったのは標高858mの和泉葛城山(和歌山県紀の川市)の展望台。ここからならハンディ機でも、3エリア全域はもちろん、4や5エリアとの交信も期待できます。2エリア方面は開けていませんが、それでも局数やマルチプライヤー(都府県支庁)を稼ぐには絶好の場所と言えます。

(参考)総得点=得点×マルチプライヤー(都府県支庁)の数


運用場所となった和泉葛城山展望台と初コンテストに意気込むレイ(ちょっと緊張気味)


展望台からの眺め。関西国際空港、さらには淡路島が見えます。

コンテストの時間は06:00~18:00。上位入賞を狙う人たちは、おそらく06:00からスタートするのでしょう。しかし、レイは違います。ゆったりと09:00に運用開始。430MHzのFMモードからスタートです。

活発なFB Girlsの中では、どちらかというと“のんびり”系のレイ。コンテストも、やっぱりのんびりマイペースです。交信経験が浅いため、CQを出すのも危なっかしく、時には自分のコールサインさえ言い間違いそうになっています。また、時にはびっくりするようなタイミングで「どうぞ」とマイクを返したりするので、相手の局も全く油断できません。この緊張感と危なっかしさが各局を引き付けるのか、普段は、ほぼOMの声しか聞こえない430MHz帯で女性の声はやはり目立つのか、交信を終えるとすぐに次の局に呼んでもらえます。

どれだけ呼ばれても、レイは冷静。慌てず騒がずです。コンテストというと、コンテストナンバーの交換だけで終わることが多いのですが、レイはQRAやQTHの紹介、時にはQSLカードの交換をするなど、一人一人と丁寧に交信していきます。こんなゆったりペースですが、午前中には60局との交信に成功!まずまずの成果となりました。

ゆったりのんびりペースのレイですが、さすがにJA3FA(アイコム会長)に呼ばれた時だけは、背筋が伸びていました。

昼食後、いよいよ後半戦へ

コンテストでは食事の時間も惜しんで運用することが多いのですが、レイは違います。予定していたランチタイム1時間、きっちりと休みました。危うくお昼寝もするところでした。


ランチタイムに思わず笑顔。局数も順調に増えているので余裕があります

1時間きっちり休んで、リフレッシュ。気合を入れ直して午後からの運用を開始します。運用にも慣れてきて、相手のコールサインも1回で聞き取ることができるようになってきました。ここからはペースを上げて!と思ったのですが、やはりのんびり運用は変わりません。ただ、ゆったりのんびりペースなのですが、絶え間なく呼んでもらえるので局数はどんどん増えていきます。呼ぶ局がなくなってもCQを出すとほぼ1回で応答があります。コンテスト特有のスピード感はありませんが、YLパワーで、午後も着々と得点を伸ばしていきます。

14時過ぎ、さすがに疲れて来たので休憩することになりました。聞いてくださっている各局に、そのことをアナウンスします。

レイ「これから15分ほど休憩させていただきます。また、戻ってきますので、よろしくお願いします。どうぞ

「どうぞ」って、そこに「どうぞ」はいらないでしょ。もしかして、聞いている各局が「はーい、了解しました」と答えてくれると思ったのかな?

そんなこともあり、OMさんには「今日はお父さんと一緒ですか?」と子供に間違われたり、女の子(小学生と思われる)には「仲良くしましょうね」と言われたり(同年代と思われたかな?)してしまいました。


後半は慣れてきて、相手局のコールサインを、ほぼ1回でコピーできるようになりました

KANHAMコンテストでは、YL局(コンテストナンバーの最後に「W」をつける)、平成生まれの局(同じく「Y」)、73歳以上の局(同じく「S」)は一般の5倍の得点となります。これらに該当する局だとFB NEWSの取材スタッフは大喜び。でも、レイにとっては応答してくれる局はすべて同じ。一生懸命、丁寧に交信しています。遠くは鳥取県の局(山で移動運用)ともつながって大感激したり、京都からの強力な信号に驚いたりしながら、レイの運用は続きます。

そして15時半前には、ついに目標の100局を達成。16:00前に応答が途切れたのを機に、運用を終えました。午前9時から午後4時まで、1時間のランチタイムと15分の休憩を2回とり、しかも、丁寧に丁寧に交信して100局以上ですから、かなりの高効率と言えます。

最後に、初のコンテストを終えたレイの感想です。

レイ「KANHAMコンテストに参加の皆さん、お疲れ様でした。不慣れで、危なっかしい運用でしたが、たくさんの方と交信できて、嬉しかったです。言葉が出て来なくて、失礼な対応をしてしまったことも多々あったような気がします。そんな私にも優しく話してくださったり、いろいろと気をつかってくださったりしているのが、皆さんの言葉から感じることができました。実質6時間ほどの運用でしたが、あっと言う間に感じました。最後の方は慣れて、コールサインも聞き取れるようになり、少しですが成長できた1日になりました。皆さん、ありがとうございました!」

KANHAMコンテストの表彰式は関西アマチュア無線フェスティバルで行われます。そこに、レイの姿はあるのでしょうか。

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