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FB Girlsが行く!!~元気娘がアマチュア無線を体験~

<第5話>KANHAMのイベントにFB Girlsが突入!

月刊FBニュース編集部

2日間とも快晴に恵まれた「第22回関西アマチュア無線フェスティバル(以下、関ハム)」。今年もFB Girlsのあーちゃん、エリー、ユウ、レイ、ミーの5人が参加しました。

エリーが、モールス通信入門で得意?のCWを披露

FB Girlsの中で唯一、CWでの交信経験があるエリー。とは言え、知識も技術も、まだまだビギナーレベル。「少しでもモールス通信の腕を上げたい!」という想いで、当イベントへの参加となりました。エリーの他にYLさんが2名、立ち見の方も含めて70名ほどの方が参加されていました。

いきなり会場がわからず迷子になって、ちょっと遅刻してしまったエリー。案内されたのは、一番前の特等席。20代女性、遅刻、一番前の席、これだけで十分目立っているのに、さらにFB NEWSのボーダーのTシャツという完全に浮いた服装で、いきなり参加者の注目を一身に浴びてしまいました。


モールスの時代が来た?会場は満席。その一番前で話を聞くエリー

モールス信号の歴史や基本知識を学んだあとは、いよいよ実技です。講師の方の「実際に(CWを)打ってみたい方は手を挙げてください」という呼びかけに、一瞬ためらったもののFB NEWSスタッフの眼力(「こらっ、手を挙げろ!」)に負けて、少し照れながら手を挙げるエリー。そして、参加者の前でモールスを披露することになりました。


参加者の前でモールスを披露するエリー。とりあえず自分で拍手

緊張しながらも、自分のコールサインを打つと、ちゃんと他の参加者にも伝わりました。最初は妙なTシャツの子が混じっているなぁ、と疑いの目で見られていたような気がしましたが、この瞬間、参加者のエリーを見る目が変わりました。また、エリーが率先してモールスを披露することで、会場は和やかな雰囲気になり、続く女性も笑顔でモールスを体験されていました。

次の日、講師をされていた加賀谷先生がFB NEWSのブースにお越しになり、「エリーさんがあの時、手を挙げてくれたから良い流れができて、他の人も大勢の前でモールスの練習をしてくれたと思います。ありがとうございます」と言っていただきました。

アマチュア無線の普及と発展という役割を担うFB Girls。エリーは見事にその役割を果たしたようです。

ユウ、レイ、ミーの3人がニューカマーセミナーに参加

昨年、4アマに合格し、コールサインも取得したユウ、レイ、ミーの3人。今回はアマチュア無線の楽しみ方を発見しようと「ニューカマーセミナー」に参加しました。

セミナーの開始はお昼の12時ということもあり、セミナーの前は「お腹が空いたぁ」、「焼肉が食べたい!」、「私はフランクフルト~」と、少々暴走気味の3人。「終わったらお昼ごはんだから」とFB NEWSのスタッフがなだめているうちに、セミナーがはじまりました。

最初は国家試験に合格した後の免許申請の説明。参加者の多くは、この日、試験に合格した方のようです。すでに免許申請を済ませ、コールサインも取得している3人は、少し先輩。話を聞く姿にも余裕が感じられます。

後半は、コンテストやアワード、移動運用、HF運用など、アマチュア無線の様々な楽しみ方の紹介がありました。ハンディ機ID-51しか持っていない3人ですが、HF運用以外は、今すぐにでもチャレンジできそうです。


一番前席に陣取る3人。QSLカードやアワードを見たりしているうちに、1時間はあっという間に過ぎてしまいました

関ハム2日目、ユウ、レイ、ミーの3人はKANHAMコンテストの表彰式を見に行きました。6月4日(日)に開催された「第7回(2017)KANHAMコンテスト」に参加していたレイは惜しくも2位。優勝を逃していました、。その差160ポイント。表彰式を見ながら、この悔しさをバネに、来年こそは優勝を!と心に誓うのでした。


優勝を逃し落ち込むレイ(中央)、なぐさめるミー(写真左)、泣くシーンですが明らかに笑っているユウ(写真右)

油井宇宙飛行士にあーちゃんがインタビュー

今年の関西アマチュア無線フェスティバル最大のイベントと言ってもいいのが講演会「油井宇宙飛行士がやってくる!!!」。このイベントの後、なんと月刊FB NEWSが油井亀美也氏(KG5BPH)にインタビューできることになりました。インタビューを担当するのは、あーちゃんです。

まずは、講演会に参加し、油井宇宙飛行士の話をしっかりとチェックします。このあと行われるインタビューの質問を準備するためです。話が進むにつれ、あーちゃんのノートには数々の質問がリストアップされていきます。「よし、質問は揃った!」と思ったその時、ARISSスクールコンタクトのビデオが流され、その中で、子供たちが油井宇宙飛行士に次々と質問するシーンが映し出されました。さすがに、子供たちと同じ質問をするわけにはいきません。子供たちが質問する度に、あーちゃんのリストから質問が消え、残り僅かに・・・。「どうしよう、どうしよう」と焦っている間に、講演会は終盤へ。

講演会が終盤にさしかかったところで、インタビューの準備のため楽屋へ移動します。「緊張する~、あーどうしよう」、「FB NEWSはじまって以来最大の緊張~」、「SMAPより緊張するかも~」とプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、楽屋前のモニターでも講演会をしっかりチェックしていました。なお、月刊FB NEWSがSMAPを取材することはありません。


会場はもちろん、楽屋前のモニターでも講演をチェックするあーちゃん。準備に余念がありません

講演会が終わると、ついにあーちゃんの目前に、本物の油井宇宙飛行士が登場。あーちゃんの緊張はピークに達しました。インタビューは各社が順番に行うことになり、月刊FB NEWSは2番目となりました。

1社目のインタビューが終わると、いよいよ、あーちゃんの出番です。

ここからはノーカットで。

あーちゃん(以下 あ):ARISSスクールコンタクトで使うアンテナの組み立てを手伝ったことがあるんです。

油井宇宙飛行士(以下 Y):そうなんですが、それは大変なんじゃないんですか。はっはっは

あ:今日、このようなこと(油井宇宙飛行士にインタビューできること)につながって、とても嬉しいです

Y:いや~本当にありがとうございます

あ:貴重な機会をありがとうございます

Y:こちらこそ、本当にありがとうございます

あ:質問なんですが、宇宙ステーションでの無線設備の様子ですが、先ほどお写真を見せていただいた時、非常にコンパクトに見えました。宇宙ステーションでの無線設備はどのようになっているのでしょうか

Y:私たちが使っているのは、ハンディ型の無線機で、そこにアンテナがつながっていて、さらに電源も別につながっています。無線機は常にオンの状態になっています。ただ、宇宙船が近づいて来る時は、電波の干渉があってはいけないので、その時は電源をオフにしています。実はヨーロッパのモジュール、コロンバスというのですが、そこにはアメリカ側のハムの設備(ハンディ)があり、ロシアのセグメントに、もう1つ無線設備がありまして、それは大きめのものが置いてあります。

あ:(無線設備は)何か所にあるのですか

Y:2か所です。アメリカとロシアの無線設備です。

あ:日ごろから(無線設備の)メンテナンスはされているのですか

Y:チェックはしています。(使っている無線設備は)能力的には画像を送ることもできるのですが、まだその機能は使っていないですね。今後だと思いますね。

あ:わかりました。ありがとうございました。

Y:どうもありがとうございます。

わずか数分でしたが、月刊FB NEWS史上、最大の緊張をしたという、油井宇宙飛行士へのインタビューは無事終了しました。実は約2年前、あーちゃんは、世界スカウトジャンボリーでARISSスクールコンタクトのプロジェクトのお手伝いしたことがありました(月刊FB NEWS2015年9月号)。その時は宇宙飛行士と交信する資格がなく残念な思いをしたのですが、今回は直接お話しするという、またとないチャンスを掴んだのでした。

インタビュー以後、連日、「格好良かったわぁ~」、「あんな素敵な人、どこにいてるんだろう」をうわ言のように繰り返すあーちゃんでした。


丁寧に優しく、時には笑顔でインタビューに応えてくれた油井宇宙飛行士。あーちゃんも、あっと言う間に大ファンになってしまいました

今年も多くの方に、月刊FB NEWSのブースを訪問していただきました。会場で交信していただいた方、一緒に写真を撮っていただいた方、FB NEWSのFacebookをフォローしていただいた方、月刊FB NEWSをスマホのブラウザーのお気に入りに登録していただいた方、ありがとうございました。次はハムフェアです。皆様のお越しをFB Girlsおよびスタッフ一同、心よりお待ちしております。

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