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Summits On The Air (SOTA)の楽しみ

その19 SOTAから始めたアマチュア無線再入門(JG4LCSさんの楽しみ方)

JH0CJH・JA1CTV 川内徹

皆様、こんにちは。 良い季節になってきました。 日によっては夏のような日もありますね。今回は岡山県を中心に中国地方でSOTAを楽しんでおられる、JG4LCS 原田さんのSOTAの楽しみ方を紹介したいと思います。原田さんは、SOTAをきっかけにアマチュア無線のすばらしい世界にカムバックされた局長さんです。原田さんは雪山でも果敢にチャレンジされる素晴らしい登山と無線の愛好家です。そして山頂から主にHF CWを中心にQRVされています。今日はそんな原田さんのSOTAとの出会いと楽しみ方を紹介していただきましょう。

SOTAから始めたアマチュア無線再入門

JG4LCS 原田 誠司

みなさんこんにちは、JG4LCS原田と申します。私がアマチュア無線の免許を取ったのは中学2年の時、同じく免許を取ろうとしていた友人から誘われたのがきっかけでした。2mのハンディ機を親に買ってもらい、友人と交信したりしていましたが高校進学以降次第に運用しなくなってしまいました。

それから30年ほど経って仕事で無線の資格を取る機会があり、再びアマチュア無線への興味が湧き調べてみると、昔のコールサインが復活出来るとの事。どうせ再開するなら昔出来なかったモールス通信もしてみたいと3級の試験を受け無事合格出来ましたが、いざCQを出そうと思うと勇気が出ず、なかなか運用出来ずにいました。

そんな中、Youtubeで、JP1QEC本橋さんの動画を見たのがSOTAとの初めての出会いでした。山頂で手作りのアンテナを設営し、様々な国の局と交信されている様子を見て、私もやってみたいと思うようになり、調べてみると地元岡山県は219もの山がSOTAに登録されていることが分かりました。数年前からハイキングを始めていた為、山登りの道具は持っていましたのでインターネットの製作例を参考に作ったアンテナを持って、地元の大倉龍王山(JA/OY-175)からONAIRしたのが私のSOTAデビュー&アマチュア無線再入門となりました。

その後は月2回程度のペースで地元岡山県の山をメインに登山とアクティベーションを楽しんでいます。岡山県は219もの山がSOTAに登録されていますが、登山道が有るのかはっきりしない山もたくさんあり、かすかな踏み跡を辿って登った先の山頂は狭く木が生い茂り、アンテナの設営に困る事もしばしばで、山頂の様子に合わせて設営するためにギボシダイポール、EFHW、VCH、ホイップアンテナの4種類を持つようになりました。バッテリーはSOTAを始めた当初、7.2Ahのシールドバッテリを使っていましたが重量が約3kgと大変重かったので、最近はいわゆる18650電池を使用しています。電池を収めるケースはホームセンタで見つけた物を少し加工して、突起が少なくザックの中で納まりやすいようにしています。

山頂では主にCWモードで運用しています。始めて2年になりますが聞き取りもまだまだ、599BKの交信がやっとという状態で、せめて天気、気温などを送りたいと思いつつもなかなか出来ていません。サフィックスが2文字の局から呼ばれて自分が3文字目を聞き取れてないと思い込み、何度も??と聞き返してしまい、あとで大OMさんと分かった時は山頂で一人赤面していました。自然の中での運用なので暑い時期もあれば寒い時期もありますが、チェイサーの方が呼んで下さるのを励みに頑張っています。

今後はまだ運用した事が無い50MHz帯と1200MHz帯でのアクティベーションにも興味を持っています。SOTAが導いてくれた30年ぶりのアマチュア無線再入門、これからもマイペースで楽しんでいきたいと思います。

いかがでしたか? 実は私が一番感心するのは原田さんのワッチ力です。通常山に登るとCQを出したい欲望にかられ、なかなかワッチをしないのですが、原田さんは山頂から、どんな微弱な信号でも確実に受信し、コールバックしていただけます。私自身いろんな山頂からQRVした時にもタイミングを逃さずにVUのFMでもコールバックが期待できる局長さんなのです。いつも本当にそのワッチ力には感謝しています。新緑の季節です。 皆さんもSOTAを始めてみませんか?

SOTA日本支部では常時メーリングリストの申し込みを受け付けております。私宛、コールサイン@jarl.comでも結構ですし、SOTA日本支部のホームページの問合せのページから連絡を頂いても結構です。

JH0CJH 川内 徹

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