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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

第37回 電通大クラブ(JA1ZGP)の皆さん

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

その次は安全帯の墜落体験! 私は知らなかったのですが、高所作業で墜落防止に使う安全帯には、腰回りの1か所で止める「胴ベルト型」と、肩や腿などをベルトで止める「ハーネス型」という2種類があるそうです。

--なんか、胴ベルト型のほうが装着が簡単ですね。

「そうですね。でも腰回りだけで全体重を支えるので、もし落下して吊り下げられたような場合には苦しくなってしまいます。ハーネス型は複数のベルトで胴全体を支えるので体へのダメージが少なくて済むんですよ」

ということで体験! まずは2年の尾関さんがお手本を務めて、その次に私が吊り下げられ(!?)ました!!


腰に装着する「胴ベルト型」で吊り下げられましたが、だんだん苦しくなってきました…

確かに・・・胴ベルト型は腰だけで吊り下げられて、手足も下がってしまうので、だんだん苦しくなってきました。自分の体の重さが実感できます。ダイエットしなくちゃー!

それに引き替え、ハーネス型はかなり楽で、体全体でぶら下がっている感じ。ちょっと不安定なハンモックという感じで、時間が経っても苦しくはありませんでした。


肩や腿などをベルトで止める「ハーネス型」は、吊り下げでもだいぶ楽です!

電通大クラブでは、こうした安全講習と体験を全部員に義務づけているほか、ハーネス型安全帯などの装備を用意して安全確保に務めており、すべての部員がタワー上での作業を行っているそうです。


タワー上での50MHz帯6エレ八木の設置風景

無線室と無線部室を訪問!!

西5号館の屋上には水道関係の機器が入った機械室があります。その空きスペースを使って、アマチュア無線の運用ができるようにしてあるということで、ちょっと見せていただきました。

中には机と椅子が並べられ、HFとVHF帯の無線機が並び、それぞれの無線機の隣にはパソコンも設置してありましたよ~!


屋上の機械室の中に運用スペースが設置されています!


2018年の「全市全郡コンテスト」参加風景。1台の無線機に2人の部員がついています

「コンテストのときは、バンド別で同時運用できるように、複数台の無線機とパソコンが並びます。1つの無線機には原則2名の部員がついて、1人がオペレートを、もう1人がサブオペとしてサポートを担当します。今日はDXコンテストに“Multi-Operator Two-Transmitter”で参加するイメージでセッティングしてあります」

--へえ、そうなんですね!

よく見ると無線機の隣には、担当する周波数に応じて「21MHz」とか「144MHz」などと書かれたハガキ大の紙が入った額がありました! コンテスト周波数や運用上注意しないといけない周波数(非常通信用周波数、呼出周波数など)が書かれ、簡単な交信例も出ているので、新入部員も戸惑わなくて済みますね!!


無線機の横には担当する周波数とコンテスト周波数、注意事項などが書かれたカードの入った額が置かれていました。「目指せBJP」「俺のバンド」といったキャッチフレーズ(?)も書かれています


機械室の空きスペースにはアンテナ設置のためのパーツが整然と保管されています。壁面にはヘルメットホルダーも配置!

でも、この部屋は機械室なので、エアコンがありません…。冬は寒くて、夏は蒸し暑い中での運用になるそうです。大変~!!

コンテストの運用はここで行いますが、無線部の部室は別の棟(C棟)にあります。案内していただき、部室のドアを開けると…窓側の机とラックには、コンテストで優勝や入賞したときの賞状や盾がズラ~リ!! 全部でいくつあるの???


無線部の部室にはコンテストに入賞(優勝)したときの賞状や盾が無数に飾られていました

菊池さんから、2017年度のJARL主催国内コンテストの成績を教えていただきましたよ~。

・ALL JA コンテスト (XMA部門) 優勝
・6m AND DOWNコンテスト (XMA部門) 優勝
・フィールドデーコンテスト(XMA部門) 準優勝
・全市全郡コンテスト(XMA部門) 優勝

このうち、全市全郡コンテストは12連覇中!!! そして2017年度は電通大クラブ史上初の「JARL登録クラブ対抗」の年間総合優勝に輝いたそうです。その楯がコチラ!!


2017年度「JARL登録クラブ対抗」の年間総合優勝に輝いたときの楯。左が優勝クラブ持ち回りのもので、背面にはこれまでの優勝クラブ名が刻印されています!

年間総合優勝の楯は2つあり、1つは“甲子園の優勝旗”のように、毎年の総合優勝クラブが持ち回りをするもので、背面に歴代の年間総合優勝クラブの名前が刻まれています。一番下の2017年の欄に「電通大クラブ」と真新しい刻印が! そしてもう1つはクラブに贈呈された優勝盾です。

--初めての総合優勝、嬉しかったでしょう!?

「電通大の100周年に合わせて、総合優勝を達成しようと計画して、OBやOGにも協力をお願いしたほか、1つの鍵を握るJARL主催のALL ASIAN DXコンテスト(電信部門、電話部門)にも48時間フル参加しました。クラブの総力を結集したので、とても嬉しかったです。祝賀会を兼ねたOB・OG会も開催して、先輩たちと喜びを分かち合いました」と菊池さん。きっとOBやOGの皆さんも大喜びで盛り上がったんでしょうね~。


年間総合優勝の祝賀会を兼ねたOB・OG会の模様

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