日本全国・移動運用記
2026年8月3日掲載
前日の夜から6m AND DOWNコンテストが始まっていました。朝6時から、前日と同じ場所で運用を開始しました。この日は電離層の状態は通常に戻っていたようで、朝食前の短時間に7MHz帯から順に上のバンドへ移り、50MHz帯でも信号は弱いながら交信することができました。
朝食休憩を取っている間に伝搬のコンディションはさらに良くなり、50MHz CWのコンテスト周波数は空いている周波数を見つけることが難しいほど混雑していました(写真4)。コンテストには参加していないので、コンテスト周波数のすぐ下でCQを出すと、小規模ながらパイルアップになりました。ただ、交信可能なエリアは限られていたのと、7mのロングワイヤーアンテナでは性能が不足しているためか、20分ほどでパイルアップは収束しました。より高性能のアンテナを使用していれば、さらに多くの交信ができたかもしれません。
その後は、144MHz帯のEスポと430MHz帯のダクト伝搬の両方を期待しながら、ハイバンドを巡回しました。コンテスト開催中で運用局が多く、異常伝搬が発生すれば何かしら信号が聞こえると期待しました。しかし、144MHz帯と430MHz帯では特に信号は確認できず、結局これらの周波数帯で交信はできませんでした。
それでも、前日まで続いていた極端な伝搬不良は解消されて、最終日には最低限の成果は得られました。西日本では前線の通過による悪天候で運用を控えた局も多かったようで、特に3エリア・4エリアは、伝搬状況の割には出ている局数が少ないように感じました。
帰りの飛行機が悪天候で欠航しないか心配していましたが、無事に当日中に帰宅できました。

写真4 6m AND DOWNコンテスト開催中の50MHz CWの様子
低緯度の南西諸島では、夏至に近い時期の正午前後になると、太陽がほぼ真上から照り付けます。そのため、晴天時には大気中での光の散乱が少なくなり、上空が青色に見えます(写真5)。

写真5 与論町の浜辺
運用日・バンド別のQSO数を表1に示します。4日は特に伝搬のコンディションが悪く、休憩を長めに確保したため、1日の運用で約600QSOに終わりました。

表1 運用日・バンド別のQSO数。1.9~50MHz帯はCW、サテライトはCWとSSB
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