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海外運用の先駆者達 ~20世紀に海外でアマチュア無線を運用した日本人達~

その124 エピローグ Ⅰ - 謝辞と読者の声

JA3AER 荒川泰蔵

2023年7月3日掲載

1. 謝辞

この「海外運用の先駆者達」の連載記事は、月刊FBニュースの創刊号(2013年4月号)の記事(その1)から、先月号(2023年6月号)の記事(その123)まで123回に亘り、20世紀後半から21世紀初頭の2002年までの約40年間に、海外でアマチュア無線を運用された日本人アマチュア無線家達の活動を紹介させて頂きました(写真1)


写真1. FBニュース創刊号に掲載された当連載記事(その1)の最初の部分。
https://www.fbnews.jp/201304/rensai/ja3aer_kaigai_senkusha_01_01.html

2002年と云っても既に20年以上前になりますが、戦後アマチュア無線が再開されて50年に当たる年で、大阪国際交流センターラジオクラブが中心となり、クラブ局JI3ZAGがある大阪市天王寺区の大阪市立大阪国際交流センターで「アマチュア無線再開50周年記念行事」を開催し、当時お元気だった各エリアのAAさん5名が一堂に会されています(写真2)。2013年から10年間の連載記事を、長期間に亘りご愛読頂きました読者の皆様方、そして励ましの声を掛けて下さった方々に、先ずお礼を申し上げます。どうも有難うございました。


写真2. (左)2002年8月のアマチュア無線再開50周年記念行事に参加された5名のAAさん。左からJA3AA島伊三治氏、JA1AA庄野久男氏、JA5AA久米正雄氏、JA9AA円間毅一氏、JA0AA阿部功氏。
(右)5名のAAさんのサインを貰った、アマチュア無線再開50周年記念行事の記念カバー(封筒)。カシエ画像にある8N3DNPは大阪府電波適正利用推進員協議会のクラブ局のコールサイン。JI3ZAGは大阪国際交流センターラジオクラブのコールサイン。

連載記事(その1)の「プロローグ」及び、(その2)の「20世紀後半の概観」でも述べさせて頂きました通り、これらの記事の内容は「CQ ham radio」誌(以後CQ誌と略す)の1985年8月号から1995年12月号までの約10年間に、「日本人による海外アマチュア無線局の記録」と題した連載記事(写真3)執筆のため、海外で運用をされた方々から寄せられたアンケートや手紙などを再利用して執筆させて頂いたものです。


写真3. CQ誌の「日本人による海外アマチュア無線局の記録」記事。(左)1985年8月号の第1回の最初の頁。(右)1995年12月号の第119回(最終回)の最初の頁。

今回の連載記事を書き始めた時点で962件あったアンケート等の情報に、その後新たに61件のアンケートなどが寄せられて、通算1,023件に上りました。情報は提供するが公開は困るとされた方々など事情のあるものを除き、受け取ったタイミングでCQ誌に掲載出来なかったアンケートや、新たに寄せられたアンケートを、今回は全て掲載させて頂きました。また、2019年9月号の(その76)から、新しく設けた「あの人は今」のコラムには、44名の方々から48件の原稿をお寄せ頂きましたが、これらは先月号の(その123)までに、全て掲載させて頂きました。これらのアンケートや情報をお寄せ頂いた皆様方にも、改めてお礼を申し上げます。どうも有難うございました。

書き始めた時点で所有していた962件のアンケートと付帯資料は、25冊のクリアファイルに保管していましたが、既にCQ誌に掲載済みであり、本棚に幅100cm以上のスペースを占めるので、廃棄しようかと迷っていたところ、JE1BQE根日屋英之氏から、貴重な資料であり廃棄すべきでないとのアドバイスがあり、仕方なく保管していたものです(写真4)。それを活用して月刊FBニュースの連載記事の執筆を依頼して下さり、長期に亘り編集/掲載下さった、月刊FBニュースの編集長JS3CTQ稲葉浩之氏や、編集を担当下さったJR9TUG松平宗亮氏他スタッフの方々と、JE1BQE根日屋英之氏にお礼を申し上げます。どうも有難うございました。

JS3CTQ 稲葉浩之 月刊FBニュース編集長からのコメント: 10年間、一度も締め切りに遅れることなく、編集部としては大変助かりました。ありがとうございました。荒川様の連載がなくなってしまうのはとても寂しいですが、さらに書いて欲しいととても言えるような過年月ではないので、お疲れ様でした、というしかありません。ありがとうございました。(2023.3.3記)


写真4. 海外で運用された方々からのアンケートを、26冊のクリアファイルに整理した本棚。(左)最初の13冊で520件分を収納。(右)後半の13冊で、通算1,023件を収納している。

筆者は、1978年から1988年までの10年間は米国に駐在し、1990年から1998年までの8年間は英国に駐在していましたので、アンケートや手紙などの情報収集にはCQ誌の編集部にご協力頂き、編集部に寄せられた手紙を航空郵便で米国や英国に送って頂いておりました。それらの資料の再利用を含め、20年も経過しているとはいえ、月刊FBニュースへの再掲載について、CQ誌の編集部に打診させて頂いたところ、快く了承頂きましたCQ誌の編集長JP1NWZ櫻田洋一氏にお礼を申し上げます。どうも有難うございました。

このように多くの方々のご理解、ご協力により掲載出来た「海外運用の先駆者達」の連載記事は、これらの方々との共同作業で完成したものと考えています。これらの貴重な記録はアマチュア無線家の共有の財産であり、今後も多くの方々に、アマチュア無線の歴史や国際交流の側面を知る資料として、参照/利用されるものと信じています。月刊FBニュース編集部には、是非恒久的に閲覧出来るよう、ご配慮をお願い致します。

2. 掲載できたエンティティ

20世紀期後半から21世紀初頭までに、海外で運用された日本人アマチュア無線家は、今回の連載記事に掲載した数倍に及ぶものと思いますが、今回掲載した記事だけでもDXCCの178エンティティになりました。日本人だけとの交信でDXCCを完成された方もおられるのではないでしょうか。ご参考までに、エンティティ毎に最初に掲載した記事の一覧表を紹介させて頂きます(写真5)


写真5. エンティティ毎に最初に掲載した記事の一覧表の一部。
ここをクリックすると全一覧をPDFで表示します。

3. 読者の声(最近のコメント)

前回で海外運用の紹介は終わりましたが如何でしたでしょうか。今回は10年に亘り紹介させて頂いた記事に対する、読者の方々の声を抜粋で紹介させて頂きます。メールなどでここ1年以内に受け取りました多くの声からの抜粋で、更にその文章を統一して読みやすくする為に、一部修正させて頂きましたことを先ずお断りしておきます。コメントをお寄せ頂きました皆様、どうも有難うございました。

<<日本国内の読者から>>
JA1DCY神山堅志郎さん
(2021年2月号の「あの人は今第20回」で紹介)
・今までの荒川さんの記事のまとめのお仕事、寄稿した人々の貢献度など世界遺産的な記念物になると思います。書物として出版か、あるいはネット上に永遠に残る保存法を考えてください。JARLのアーカイブにも記録できませんか。今年が私の開局63年目なのですが、その間にご指導頂いた先輩達、JANET等の飲み会でご一緒頂いた方々の何人かが、他界なさってしまい寂しいです。偉業について皆様を偲びたいと思っています。(2022.12.9記)

JA1IFB福田廣道さん (JAIGのD-STARネットコントローラー)
・海外運用の先駆者達は外国にて業務量が倍増する中、よくも熱意をもって開局、運用しておられたと驚き感激しています。短期滞在の出張者には夢のような思いです。(2022.12.4記)
・FBニュース3月号楽しく拝見しました。先駆者の皆さん方の、通常業務をこなしながらアマチュア局を運用されている様子を見聞きし、羨ましいやら、そのご努力に頭が下がります。以前、スペイン・サンセバスチアンの話をこの連載で読んだ事があるように思います。今回のEA6/MORAA福島さんの旅行記は懐かしく目を通しました。私のEA6観光は実現せずに、玉石で組上げた石壁の美しいC3アンドラ王国へは、バルセロナから営業トラックに載せて貰って行きました。(2023.3.12記)

JE1BQE根日屋英之さん (2019年12月号の「あの人は今第6回」で紹介)
・今回のアジア特集も、当時を思い出しながら楽しく拝読しております。長い間本当にありがとうございます。アマチュア無線界に取りましても、大きな歴史的な財産と思います。感謝の気持ちでいっぱいです。今のご時世、誰もが無料で読めるウエブ雑誌は、日本のアマチュア無線界には、大きな資産になりました。心より感謝します。(2023.1.6記)
・いつも FB ニュースのお知らせ、ありがとうございます。JH6RTO福島さん、JR4PMW河野さんの記事から、当時のことを思い出しました。次回の「あの人は今」は、JH3OII中村さんとのこと。また、当時のことも、いろいろ思い出せそうで楽しみです。筆者の荒川さんは、CQ ham radio誌などのアマチュア無線雑誌を含めますと、FBニュースの連載記事を執筆された10年をはるかに超える長い期間、日本人アマチュア無線家の海外運用の様子(運用者のライセンスの取得方法に限らず、現地でのアマチュア無線家との出会いのご紹介を含めた楽しい思い出や、現地でご苦労されたことなど)を報告され、日本のアマチュア無線界にとりまして歴史的に貴重な記録を残して頂いたことに対し、「偉業」以外の言葉が思い浮かびません。長い間、本当にありがとうございました。(2023.3.1記)

JH1HRJ大家万明さん (JANETのZoomによるオンラインミーティングの管理者) (2021年7月号の「あの人は今第25回」で紹介)
・いつも記事をお送り下さり、有難うございます。10年目ということで大変なことと思います。今回もかつてのOM諸氏のご活躍を楽しく読ませて頂き、またJANETでいつもお会いしている河野さんのマレーシアの回想も興味深く読ませて頂きました。私の大学の同窓生のJE1SCJ吉田氏も、しばらくPenangの企業に勤めながら、9M2/JE1SCJで高層マンションからQRVしていましたが、帰国直前に免許の更新がNGとなり寂しい思いをしたようです。世界情勢もめまぐるしく変わってきて、アマチュア無線の環境も影響を受けているのが良く分かります。またどこかへペディションに出かけてみたくなりました。(2023.3.1記)
・いつも楽しく読ませて頂いております。9M2JKLには、アジアパシフィックの責任者をやって居たときに何回かお邪魔してオペレートさせて頂きました。近くの日本料理屋さんでの宴会に参加したことなど、懐かしいです。このところ海外へは仕事でも無線でも出かける事が無くなって、荒川さんの記事を読むにつけ、また海外に行って運用したいというどきどき感があふれて来ます。(2023.4.3記)
・その後、申請していた5Band DXCC(+3Band)のPlaqueが届きました。珍しく家族にもお祝いをして貰って、次女には記念写真を撮って貰いました。これからもまだまだ無線を続けて人生を楽しみたいと思います。JANETの皆さんとの繋がりは、無線と海外活動を続けて来たからこそ得られた貴重なネットワークです。毎週のロールコール含めて、これからもお付き合いを続けさせて頂きたいと思っています。荒川さんの海外運用の先駆者達の特集は今回で一旦お休みということで寂しいですが、これからも先輩諸氏の活躍をベースに、日本のハムの海外運用が益々活発になることを期待しております。(2023.5.15記)


写真6. (左)5バンドDXCC+3バンドの表彰盾を手にJH1HRJ大家万明さんと、(右)その 表彰盾。

JH1XUP前田吉実さん
・荒川さん、お疲れ様です。私も陰ながら楽しみに拝見しています。今も仕事が続いており、なかなかお空に出る時間が少ないのですが、毎日30分でもワッチは欠かせませんね。SSNが100前後の時も有りますが、なかなか聞こえる時間が少ないですね。お元気でお過ごしください。(2022.9.1記)

JK1PZZ嶋田和人さん
・河野さんは、あの地震の体験者だったのですね。お住まいだった建物の電力は外部から続けて来たのでしょうか? 20階だとしばらく自足自給の準備がないと地上への往復ができないでしょう。私はヒューストン赴任の間にハリケーンの避難指示で、ヒューストンの中心から北の、避難しなくて良いエリアのホテルに家族で移動したらすぐ停電。私らは2階だったので、地階で配られた食事や携帯充電に行くのに困りませんでしたが、別のJAXA駐在員夫婦は8階で、あまり食事にも来なかったようです。避難者が来る所ではUSB給電が何十もできるように準備しておく必要があるのを学びました。数日して避難解除で自宅に戻ったら2日くらいで電力は復旧しました。私たちの所は電柱エリア。もっと市街に近くて地下ケーブルの地区は電力回復に遅い所は2週間くらいかかっていました。ヒューストン郊外は木製電柱も多いです。電力復旧には地下より電柱が良いというのを学びました。ガスはみな地下なので復旧に日数がかかっていました。東京都も電線地中化は考え直した方が丈夫な都市を作れるのではないかな。(2023.3.1記)

JR1KWR大久保明さん (2021年5月号の「あの人は今第23回」で紹介)
・FBニュース3月号、早速拝見させて頂きました。コロナ以来、海外がとても遠く感じる今日この頃です。記事を拝見する度に、歴史を築かれた各局のご活躍をとても素晴らしく感じます。(2023.3.1記)

JR2PAU永山智士さん (2023年1月号の「あの人は今第43回」で紹介)
・今回も楽しく拝読させて頂きました。上海での荒川さんの運用体験FB、興味深く読みました。9M2JKLはしっかり管理されていますね。香港日本人倶楽部にあったVR2JCは今どうなっているのだろうと思いました。(2023.4.5記)
・荒川さん、10年間にわたる長期連載、毎月毎月ご苦労様でした。おかげさまで諸先輩の記事を楽しく拝読させて頂きました。有り難うございました。(2023.5.19記)

JA3IBU逵幸一さん (2019年7月号の「あの人は今第1回」で紹介)
・長期に亙る連載、誠にご苦労様でした。FBニュースは私が退職した2014年に荒川さんからご紹介頂き、以後拝読させて頂きました。相互運用協定の発効で先輩諸氏の海外運用に弾みがついた1990年代から2000年前半、私自身は海外出張の日々で無線機も殆どカバーをかけた状態でワッチする事もなく、退職後荒川さんの連載を拝読して、改めて先輩諸氏のご尽力と熱意に感銘した次第です。当時カリブ海からもQRVされた方が結構おられたのですね。そのような貴重な信号をワッチできなかったのは残念ですが、最近サイクル25の到来とFT8の登場でアパマンの当局でも敷居が低くなった感じですので、再び日本人ハムの同地域からのQRVに期待したい所です。またSEANETコンベンションの記念局が、日本人の海外運用の機会になった記事も印象的でした。私も荒川さんのご紹介で退職後タイとインドネシアでの開催に参加して、現地オペを体験させて頂きましたが、同時にアジアはもとより欧米のハムも参加していて、旧交を温められている光景は感慨深かったです。これら日本のハムの皆さんの、海外との関わりを示す半世紀に亙る記録は極めて貴重だと思います。ありがとうございました。(2023.5.14記)

JA3KQK松村浩芳さん
・FBニュースいつもありがとうございます。JA4DNDさんの農家モード写真を見て、稲刈り機(コンバイン)は最近の機種なので、お元気で頑張っておられる印象を受けました。私のコンバインは55年間使用しています。何時壊れるかとヒヤヒヤしながら使っていますが、体の方が限界です。(2022.12.1記)
・いつもながら、皆さんの海外でのご活躍凄いですね。多くの地域での体験記を見せていただき、私の気持ちが休まります。(2023.4.7記)

JA3RWJ酒井征男さん
・まさか中国からBY1PKが出るなんて若い時は思いませんでした。こちら近鉄学園前の御嶽山桜祭りは8日からですが、桜はもう散りかけです。(2023.4.4記)

JF3PLF杉浦雅人さん (2023年6月号の「あの人は今第48回」で紹介)
・いつも、興味深い記事、ありがとうございます。早速読ませていただきました。香港やマカオ、中国に返還されてからも電波は聞きますが、電波行政ってどうなっているのでしょうね。そんな意味からも、これまでに免許を得られた皆さんのレポートは貴重です。私もあちこち行きましたが、免許が簡単にもらえる国ばかりです。マレーシアでの通常コール取得のお話、現地ハムの協力が欠かせない件等、確かにそうですね。そう言えば、私がWの免許をもらったのが40年前。まだVE試験じゃなかったので、シアトルのFCCフィールドオフィスでした。受験にはやはり現地のハムに教科書をもらったり受験のアポを取ってもらったりと、お世話になりました。Wですらそうでしたから、他の国ならなおさらなのでしょうね。荒川さんのまとめてくださった記事を読む度に、またどこかへ出かけたくなってしまいます。(2022.10.3記)
・FB ニュース1月号も興味深く読ませて頂きました。先日の神戸JANNETで残念ながらお会いできなかった JR2PAU永山さんの記事は、特に思いを深くして拝見しました。荒川さんが収集され、まとめておられる初期からの海外運用の歴史。私の実家のSPレコードのコレクションじゃないですが、散逸させてはもったいないですね。一つは、デジタル化されたFBニュースのように、誰もがいつでも閲覧できる形でずっと残るのが望ましいです。また、資料などの現物は、将来的にどこか保管/展示出来る所を気長に探してはどうでしょうか。本当に膨大な資料の収集と整理、いつも感謝、感謝です。(2023.1.6記)
・いつも記事のご提供、ありがとうございます。ついこの前に2月号のお知らせを頂いたと思ったらもう3月号。あと少しで連載も終わると思うと寂しいですね。こうやって投稿をしますと、必ず荒川さんはそのお一人お一人に返信を下さいますので「あ~、忙しい荒川さんのお仕事を増やしてしまう~」と躊躇しながらも、愛読の証にと、ついつい書いてしまいます。どうぞ返信は無用にお願いします。河野さんの記事を読んで、ホンモノの津波を追体験させていただき、福島さんの記事に「また海外運用したい~」の思いを新たにさせていただいた3月号でした。(2023.3.1.記)

JH3FNC村上満さん (2023年2月号の「あの人は今第44回」で紹介)
・古い書類の整理をしていたら、1985年のCQ誌の記事のコピー、日本人による海外アマチュア無線局運用の記録④ドイツ連邦共和国が出てきました。おそらく、デュッセルドルフへの最初の赴任が決まり、JA3ATJ坂井OMから紹介されたJA3BAG原OMに、DLでの短期免許申請方法を書いたものと一緒に送って頂いたものではないかと思います。それ以前は海外でアマチュア無線ができるとは思っていなかったので、これがきっかけとなり、英国スコットランドでの免許取得につながりました。GM滞在中は荒川OMがGWに滞在されていた時期でもあり、アイボールさせて頂いて以来、色々な機会に海外での様子を取り上げて頂き、それぞれ良き思い出となっています。退職して大阪に戻り、関ハムでお会いした時に、FBニュースにも執筆されていて、丁度スコットランド時代の当局の記事を書いたところと伺い、奇遇と驚きました。荒川さんの記事は、日本人の方々が海外でアマチュア無線という趣味を通して現地の方達と交流されてきた貴重な記録だと思います。国境を越えた正にKing of Hobbyの実践です。その中にコールを連ねられた事は非常に嬉しく思います。本当に長い間ありがとうございました。(2023.4.7記)

JH3OII中村千代賢さん (2023年4月号の「あの人は今第46回」で紹介)
・FBニュース発行のお知らせ、ありがとうございました。4月号に掲載頂いた記事では大変お手数かけました。WA2UPCも喜んでおります。また関ハムでお会い致したく存じます。(2023.4.4記)

JJ3PRT青木洋二さん (奈良DXアソシエーション会長) (2020年2月号の「あの人は今第8回」で紹介)
・FBニュースのご案内有難うございます。JH8PHT高崎さんとJA4DND松浦さんはよく存じ上げています。今も松浦さんとブーベの件でいろいろ情報交換を頻繁に行っております。(2022.12.1記)
・FBニュース4月号のご案内有難うございます。知り合いがけっこうおられますが、亡くなっておられる方もおられます。JA3UB三好さんとJH3GAH後藤さんです。荒川さんは中国のクラブ局から運用されたことがあるのですね。私は中国に50回以上出張で行きましたが、1回も観光をしたことがありません。飛行場、会議室、レストラン以外の記憶はありません。毎回日曜日に日本を出て土曜日に帰国するというスケジュールでしたからしかたなかったです。(2023.4.3.記)

JO3LZG下津富雄さん (大阪狭山ラジオクラブ会長)
・SEANETコンベンションの記事を拝読しました。コールサインが懐かしい方々ばかりで、思い出していました。(2022.11.1記)
・記事拝見しました。大阪国際交流センターラジオクラブの多くのOMの顔が懐かしいです。(2023.4.4.記)

JO3QVT藤林敏男さん
・今月も楽しく拝見しました。JA3LIL中野一夫氏とは開局間もない2010年に1st QSO後 QRP含め4回交信のログが出てきました。(2022.11.1記)

JR3RVO瀬尾律さん
・FBニュースの記事を興味深く拝読しております。長年にわたり日本人の海外運用の記録を収集されていらしたと承知しております。かつてCQ誌に連載だった頃から連絡しようと思っていたのですが、仕事に紛れて怠っていました。2017年12月の記事のJH4IFFの記事に「去年JR3RVOがQRVしたVP5にトライすることにする」とあります。その1989年に運用時のコールサインはVP5VRSでした。その後に2回、合計3回VP5からQRVしました。引っ越しを重ねて当時の資料が散逸しているのですが、何かご入用の資料がありますでしょうか。(2023.3.4記)


写真7. VP5VRS瀬尾律さんの、タークス・カイコス諸島でのQSLカード。

JA3-SWL池田義輝さん
・いつもありがとうございます。「海外運用の先駆者達」を読ませて頂きました。国名に馴染みの無いところもあり、熱意に裏付けられた皆様方が、そのような所で活躍されており面白い内容でした。10年近くの連載、本当にご苦労様した。(2023.3.9記)

JH4IFF右遠光政さん (2019年6月号の「1992年セントビンセント」の項で紹介)
・幾つかの私の運用を取り上げていただき、大変懐かしく拝読いたしました。月日の経つのは早い物で、良く出かけていた日々は30年以上前になってしまいました。他にも聞き覚えのある方の記事も多く、「継続は力なり」という言葉がありますが、これらの記録は荒川さんの力の賜物だと思います。長きに渡る記録の整理、執筆活動、お疲れ様でした。(2023.5.16記)

JR4PMW/JE6EKQ 河野俊一さん (2023年3月号の「あの人は今第45回」で紹介)
・長期に渡り編集お疲れ様でした、そして何よりいろいろな情報をありがとうございました。思い起こせばアマチュア無線を始めたきっかけは海外の人と交信してみたいと思い始めましたが、同じ思いで始められた方も多いのではないでしょうか。やっとの思いでライセンスを取ってその夢が叶い、つたない英語で何とかQSOしている中、日本語でのQSOが聞こえ日本人でも海外で運用が出来る事をその時初めて知った時はある意味驚きでした。最初の日本語での海外交信はハワイのOM(KH6JS)だったことは今でも鮮明に覚えていますのでそれだけインパクトは大きかったです。それ以降、機会あるごとに海外運用の情報を集めてはみたものの当時としては困難を極めたのを覚えています。そんな中、今回のような海外運用のライセンス取得から皆さんの運用実績が一括してまとめ上げられた事はかけがえのない貴重な記録であり財産と感じています。そして何より大事なことはこれから海外運用をしてみたい仲間に取っても大いに参考になると考えています。私もそれに少しでも参加することができ感謝しています。今回の記録は海外運用の情報が特に少ない20世紀の運用記録でしたが、21世紀に入ってもパイオニア精神旺盛なアマチュア無線家が多数運用されていますので継続して連載され情報が蓄積されたらどんなに素晴らしいだろうなあと心の片隅で思っています。(2022.12.19記)
・連載記事も終盤ですね。寂しい気持ちで一杯ですが、先ずはお疲れ様でした。入社当時(実際はそれ以前から)、CQ誌のN2ATTニューヨーク便りを拝見していましたが、まさか荒川さんが同じ会社の方とも知らず、あるとき、その中の写真のバックにSHARPのロゴが映り込んでいたのを見て、初めて同じ会社の方と分かりました。あの当時は外国など行ったことも無く、アマチュア無線なら海外の人とお話が出来るとの期待も含め免許を取った記憶があり、興味深くコラムを拝見していました。また親に短波ラジオを買ってもらって混信やノイズの中、必死に海外からの電波を聞いていたことも良い思い出です。(2023.1.28記)

JH6RTO福島誠治さん (2021年8月号の「あの人は今第26回」で紹介)
・投稿原稿を立派な記事に仕立ていただき、ありがとうございました。20年以上前のことで、文章も写真もお恥ずかしい限りです。FCCとCEPTの免許があると便利ですね。今年は海外出張解禁となり、また、ぼちぼち出かけたいと思います。(2023.3.1記)
・海外運用も海外在住も子供のころからの夢でしたが、1990年代から海外運用を始め、2000年にはイングランド在住も経験できました。いずれにおいても荒川OMが提供して下さる雑誌記事や直接教えていただく情報は大変有用で、それらなしには実現できなかったものと思います。永年の活動に心からお礼申し上げます。(2023.5.18記)

<<海外在住の読者から>>
DF2CW(JA7HM)壱岐邦彦さん
(JAIGの主宰者) (2019年11月号の「あの人は今第5回」で紹介)
・私の書架の中には分類されたファイルがあります。その中には勿論アマチュア無線に関するものもあり、これらはドイツに来て以来収集していたものでした。私自身のCQ誌などに投稿して公開された資料はもとより、荒川さんがアメリカ滞在中に、あるいはイギリスに行かれてからの便り、そしてミュンヘンに来られた時のものなどあり、時々取り出して読んでは往時の思いを描いていました。10年ほど前から今日に至るまでの長きにわたって、荒川さんは毎月欠かすことなく、ウエブ雑誌「月刊FBニュース」に「海外運用の先駆者達」を連載されていました。いつもこの連載記事を読むたびに、往時の先輩ハムの活躍が蘇ってくるのです。私の手持ち資料は歯抜けだらけですから、荒川さんが纏められているものは「日本アマチュア無線史の海外運用史」として永遠に保存されるべき貴重な資料になりました。10年間の長きにわたって執筆された荒川さんのご努力に感謝するとともに、心からお疲れさまと申し上げます。そして荒川さんの後継者が、日本のアマチュア無線を別の視点から纏められることを願っています。(2023.5.17.記)

N2JA(JA1ANE)塚本葵さん (JANETの創設代表者) (2014年2月号の「1975年米国」の項で紹介)
・荒川さんFBニュースの記事の取り纏め有難うございます。レスポンスが遅くて申し訳ないのですが、いつも読ませて頂いています。本当にいつも変わらぬ丁寧な荒川さんらしい温もりが伝わってきます。今回もJA2FGEの澤木さんはじめ懐かしいOMのコールを見て嬉しかったです。澤木さんの信号は聞こえないようで聞こえるのですね。そしてポートランドの事が浮かんできます。これからもチェックインよろしくお願いします。そしてJH3DPBの故田中さん。9/11のとき姪の方がNYで帰国便が何日も閉鎖、混乱との未曾有の災難に遭遇され、なんとか数日後にお乗せする事ができ、無線大好きOMのことも知る事ができました。忘れえぬメンバーのひとりです。日本で飲みながら話したかったのに・・・。JANETのメンバーはみなユニークなストーリーをお持ちです。それがJANETの魅力になっているのかもしれません。そんなストーリーをひきだす名手が荒川さん。いつも変わらない荒川さんのコールを聴きながら、心のなかでありがとうってつぶやいています。(2022.9.3記)

W1NCA(JM1NCA)太田謙さん (2023年5月号の「あの人は今第47回」で紹介)
・いつもFBニュースを楽しく拝読致しております。今年は初めての家内と2人だけのお正月をLAで過ごしました。何とも違和感というか・・・ 娘達は日本の我々の実家でお正月を楽しんでいましたが、やっぱりお正月は家族が揃わないといけませんね。(2023.1.8記)

W6OPQ(JG1OPQ)丸英之さん (JANETのネットコントローラー)
・今月もありがとうございました。楽しく拝読いたしました。荒川さんは、世界各地のコンベンションに参加されていたのですね。HAMにとってEye Ball QSOもまた大切なコミュニケーションだと思います。日本のHAMのためにも、ありがとうございました。(2020.11.2記)
・10年・・・ 言うのは簡単ですが、実際に毎月あれだけの記事をお書きになること、それ以前に、資料を集めて、整理すること・・・ 大変な労力で、ご苦労もあったともいます。貴重な資料と記録は、アマチュア無線家の皆さんに、将来にわたって参照できるようにしたいものですね。自分に何ができるかわかりませんが、ご協力できることがありましたらお知らせください。(2023.2.1記)
・毎月の記事、ありがとうございます。楽しく拝読しています。特に今回3月号のJR4PMW河野さんのマレーシアの最近事情、参考になりました。河野さんにはJANETで毎週お世話になっていますし、自分も来年の2月でその歳になりますので参考になります。また、知人が数年前にマレーシアに移住して、しきりに誘われていたのですが、昨年日本に帰国したと聞き、コロナで何か変わったのかなと思っていたのですが、なるほどビザの問題かもしれないな・・・ でした。毎月のことで、大変な労力が必要かとは思いますが、来月も楽しみにしております。(2023.3.1記)
・毎月ありがとうございます。4月号も楽しく貴重なお話を読ませて頂きました。海外運用の記事は後2回、長い間ご苦労様でした・・・ と共に、一読者としての勝手な感想ではありますが・・・ 寂しくなります。(2023.4.3記)

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